こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
私は週に2~3回はサウナに通ってしまうほどのサウナ好きです。
サウナってすばらしいですよ。日々のストレスがきれいサッパリ吹き飛びます。
ただ…
このことを誰かに話しても、まず信じてもらえません。
まず間違いなくそう言われます。
たしかにそうです。
サウナは暑いです。わざわざそんな暑い部屋に入って何が楽しいのか?多くの人はそう思うと思います。
しかし、皆さんは誤解をしています。
サウナに入るのは決して暑さの我慢大会をしたいわけではないのです。
多くの人が我慢して暑いサウナ入る理由。それは…
サウナトランスを堪能するためです!
そう、別に暑い部屋に行きたいわけではないのです。暑い部屋を利用して、「ととのえる」ために行くのです。
ですので、仮に水風呂のないサウナゾーンなんてのがありましたら、おそらく私は通わないでしょう。
サウナと水風呂はセットだからこそ最強なのです!
水風呂のないサウナなんて、カレーのないカレーライスみたいなものです。
あるいはライスのない牛丼みたいなものです。
あなたの周りにもサウナ中毒になっている人はいませんか?
もしおられましたら、水風呂に入っているかどうかを聞いてみて下さい。おそらく、多くの人は水風呂とセットでサウナに通っていることでしょう。
今回は、そんな中毒者続出のサウナトランス(ととのえる)について、方法と体験談をご紹介したいと思います。
■目次■
サウナで整う入りかた(サウナトランスの方法)と感想
サウナで整えるためには次の3つが重要になってきます。
これらの3つはサウナで整えるために必須です。どれかが欠けていてもダメです。
サウナはできるかぎり温度の高いドライサウナが理想です。温度の低いフィンランドサウナやミストサウナだと思うように整わない場合が多いです。
水風呂は17~18℃前後の冷えた状態が理想です。スーパー銭湯などにある25~35℃程度の「ぬる湯」では不十分です。
休憩室は外気にあたることのできる屋外スペースが理想ですが、室内の休憩所でも十分です。このとき、背もたれなどがありリラックスできる状態であることが望ましいです。
それではサウナトランス(ととのえる)の手順を確認していきましょう。
手順① 水分補給&体を拭いてからサウナ
まずは水分補給をしてから、タオルなどで体をよく拭き取ります。
サウナに入るまえに入浴やシャワーを行っても問題ありませんが、サウナに入るまえには体はよく拭き取りましょう。
体の表面に水分がついたままサウナに入ってしまうと、水分が蒸発するときの蒸発熱により体が冷やされてしまい効率が悪くなります。
手順② 暑さでボーッとするまでサウナに入る(5~10分程度)
1回目のサウナでは、まずは「頭がボーッとする」までサウナに入ります。
階段状のタワーサウナでは上段にいくにつれて温度が高くなるため、1回目のサウナは低~中段あたりが無難です。
季節や体調にもよりますが、だいたい5~10分程度入っているとちょうどよい頃合いになります。
1回目のサウナは最も暑さを感じやすい状態ですので、頭がボーッとしてきたら無理をせずにサウナから出ていきましょう。
手順③ 水風呂に息が冷たくなるまで入る(2~3分程度)
1回目のサウナから出ますと、しっかりと汗を洗い流したあとに水風呂へ入ります。
この1回目の水風呂は最も冷たく感じるため、無理をせずに入りましょう。
心臓から遠い足の方から入っていき、「いけそうだ」と思ったら体までつかりましょう。
水風呂は入ってしまうと10秒くらいで体の周りに温かい膜ができるため、それまでの辛抱です。
水風呂に入ってからは「吐き出す息が冷たくなる感覚がでてくる」まで入りましょう。個人差がありますが2~3分程度でちょうどよい頃合いになります。
手順④ 屋外もしくは休憩所で涼む(5~10分程度)
水風呂から出ますと、屋外もしくは休憩所で涼みましょう。
このとき、気持ちがスッキリとしていて爽快なのですが、あらかじめ休憩する時間を決めておくとよいでしょう。
時間を決めておかないとズルズルと休憩が続いてしまい、再びサウナに行く気力が失せてしまうことが多いからです。
休憩時間はだいたい5~10分くらいで十分です。
手順⑤ 水分補給&2回目のサウナに入る(1回目+α分)
手順としては繰り返しになります。
ただし、2回目のサウナでは1回目と異なり、まったく暑さを感じない状態になっているでしょう。
ですので、最も暑いタワーサウナの上段に座っても問題ありません。
サウナに入る時間は1回目と同じく「頭がボーッとする」までになりますが、たいていの場合は1回目よりも長くなります。
手順⑥ 2回目の水風呂(1回目+α分)
1回目と同じく、サウナから出たら汗をよく洗い流してから水風呂に入ります。
このとき、1回目の水風呂よりも冷たさを感じにくくなっていることでしょう。
さらに、水につかってからも冷えを感じにくくなっているため、必然的に時間も長くなります。
頃合いの基準は1回目と同じく「吐き出す息が冷たくなる感覚がでてくる」までです。
手順⑦ 2回目の休憩を取る(5~10分)
1回目と同じように屋外もしくは休憩所で涼みます。
サウナや水風呂とは異なり、休憩時間は1回目と同じでかまいません。
手順⑧ サウナ⇒水風呂⇒休憩をループ(2回目と同様)
3回目のループは基本的には2回目と同じです。
サウナは「頭がボーッとする」まで、水風呂は「吐き出す息が冷たくなる感覚がでてくる」まで入りましょう。
3回目の休憩中までにサウナトランス(ととのう)感覚を味わうことができましたら成功です。
サウナトランス(ととのう)感覚について
サウナトランス(ととのう)に入ると、気分はポワワワーンとふわふわしてきます。
似ている感覚を例にあげますと…
学生時代に水泳の時間が終わった後の感覚と似ています。
水泳後の授業中ってどことなく気分が爽快ではありませんでしたか?
ほどよい疲労感もそうですが、気分がサッパリしていて体の表面に何か気持ちのよい衣をまとっているような気持ちです。
あの感覚と似たようなことをサウナトランスでは感じることができます。
メリット①:悩みがどうでもよくなる
サウナトランスに入った(サウナで整った)感覚を味わうと、日常の悩みがどうでもよくなってきます。
例えば…
「うまいこといくか不安だ」なんて悩みがあったとすれば…
「とりあえずやればいいんだよ!」と謎のポジティブ感におおわれます。
それが良いことなのか悪いことなのかはわかりませんが、気分が大きくなってきて爽快な気持ちになります。
(私を含めた)サウナ中毒の人は、血流をよくするためだけでなく、日常の悩みを吹き飛ばすためにサウナに通っている人もいるでしょう。
メリット②:睡眠の質が向上する
サウナで整えた日の夜はぐっすりと眠られることが多いです。
私は活動計で睡眠時間を計測していますが、サウナで整った日は「眠りの質が良い」と診断されることが多いです。
「血流がよくなる」「気分がスッキリする」
サウナトランスにより何かと睡眠の質がよくなる効用が期待できます。
睡眠計をもっている人は、ぜひとも通常時との睡眠の質を比較されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
サウナは「合法的な麻薬」。
私はまさにそう思います。
これほどお手軽に気分をスッキリとさせられてストレスを解消できるものはありません。加えて血行もよくなるとなれば最高じゃないですか。
しかし…
多くの人がサウナトランスを実行するのに抵抗を感じるのも理解できます。
サウナトランス(ととのえる)を実践するうえで抵抗となるもの。
水風呂でしょう。
いやはや、私もわかります。
あれって明らかに健康に悪そうですしね。
私も水風呂は苦手です。入るたびに心臓麻痺でも引き起こしそうな気分になります。
ただ、それも慣れです。
最初こそ冷たすぎてツライと感じでしょうが、そのあとのサウナトランス状態を味わうことができましたら、「我慢できるかも」と思えるようになるものです。
不慣れなうちはサウナトランスに入った感覚がわかりづらく、いまいち効果を感じられないかもしれませんが、何回も繰り返していくうちに感覚を理解できるようになるでしょう。
今回、私のサウナトランスの入りかたを1例としてご紹介しましたが、ベストなサウナトランスへのスイッチ方法は個人により異なります。
ぜひとも何回も試行錯誤をして、あなたにあったベストな方法を模索してみてください。
以上、サウナの醍醐味「サウナトランス」に関するご紹介でした。