パチプロの月収はいくら?激務の安月給で割に合わない仕事でしたよ

パチンコ依存症

こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。

以前、パチンコを収入源としていた元パチプロです。

パチプロ。

もはや、ほとんど聞くことのなくなった存在ですね。

それもそのはず。

今のパチンコシステムは、以前と比べると何もかもがキツすぎます

規制につぐ規制、加えてパチンコ人口の現象。

すべての材料が悪いほう悪いほうへと導かれていきます

しかも悪いことに…

状況が改善される見込みがまったくありません。

緩やかに終わっていく気配しかありません。

パチンコ業界。

今後はどうなっていくんでしょうね。

さすがにここまでヒドイ状況が続いていくと諦めに似た絶望感を覚えます。

昔はよかった

本当にそう思います。

廃業したパチプロの末路」でも語りましたが、ここ10年くらいの間に本当に多くのパチプロが虐殺されていきました。

事実、私の知っているなかでも、いまだにパチプロをしているのは1人だけです。

どんどんと、パチプロという職業(?)が幻の存在となっていっています。

でも…

たまにふと思うことがあるんですよ。

パチプロ時代ってそんなに稼げていたっけ?と思うんです。

よくよく考えたら、昔を美化しているだけの気がしてきました。

パチプロ時代はいったいどれくらいの収入があったのか?

今回はそんなパチプロ時代の収支について語りたいと思います。

けいこぶ
この記事はネガティブな内容です。楽して稼げたとかそういった類の話はありません。

パチプロ時代の月収(パチンコのみ)

 

ではいきなりですが、パチプロ時代の私の月収を晒します。

パチプロ時代の私の月収ですが…

およそ月に15~35万円といったところでした

どうですか?

これを多いとみるか少ないとみるかは人によりますが、それが私の限界でした。

もちろん純利益です。

換金したお金から投資したお金を差し引いてそのくらいでした。

パチプロと名乗るには少なすぎますか?

でも、冷静になって考えてみて下さい。

月に30万稼ぐということは、1日に1万円程度は稼がなければいけません。

1日に1万円って結構大きい額ですよ。

加えて、負けた日はその分だけ取り戻さなければいけません。

なかなか一般的なパチンカーが達成するには厳しい数字です。

けいこぶ
当時、「月に50万以上を荒稼ぎしている」と勘違いされたことがあります。現実の収支を伝えたら、話していた相手の熱が冷めていったのを今でも覚えています。

パチプロの収支は地道な勝ちの積み重ね

私の持論では…

ラベル名
10勝って6負けて4ずつ勝ちを蓄積していく

それがパチプロです。

漫画みたいにずっと勝ち続ける?

ありえません。

それはきっと単なるゴト師に違いありません。

結局のところ、パチプロというのはコツコツと勝ちを積み重ねる地味な仕事をしているだけなのです。

仮にパチプロを職業とするならば、まったくもって魅力的な職業ではありません。

常に収支が頭をよぎり、胃にかかるストレスは半端ありません。

加えてタバコと騒音で肺や耳がやられます。

まったくもってブラックな職業でした。

私より稼いでいた人たちのスタイル

ちなみに、私は基本的には1人でホールを徘徊するタイプのパチプロでした。

誰かとノリウチしたりつるむことを嫌っていたからです。

ですので、必然的に収支には限界がありました。

パチンコを真剣に収入源として考えた場合、1人で稼げる額なんてたかが知れています

私より稼いでいたパチプロは、もっと組織だったスタイルでホールを攻めていました。

地域のイベントを抑え、人を雇い、集団で出玉を稼ぎに行く。

まさにパチプロ集団といいましょうか、そんなスタイルの人たちでした。

それに比べると私はたった1人の非力なパチプロです。

月15~35万円のお金を稼ぐために1人でせっせとホールに通いました。

ただ、それでもよかったなと思うことはあります。

それは、パチンコに稼げなくなっても責任は自分ひとりで済むということです

変なトラブルもないですし、人間関係でもめることもありませんでした。

その点…

パチプロ集団の人たちはどうなったのでしょう。

きっと廃業したのでしょうが、廃業していく過程でトラブルがあったのは容易に想像がつきます。

どう考えても割に合わない仕事

結局、パチプロなんてのはまったくもって割に合わない仕事です。

朝からホールに通いつめ、タバコと騒音の中で台に座り続け、30分くらいの昼休憩以外はずっと台に座り続けます

勝っても負けても翌日の計画を練り、ファブリーズをかけたタバコ臭い服をベランダに干し、翌朝それを着て再びホールに向かいます

1年中、ずっとそれの繰り返しです。

まったくもって割に合いません。

負けたらその日は自由じゃないの?

そんな簡単に気持ちは切り替えられないものです。

たいてい、急に眠たくなってきて自宅で昼寝して終わりです。

勝ったらホールで終日打ち続け、負けたら疲れて自宅で寝る

そんな生活の繰り返しでした。

なんの生産性もなければスキルも上がりません。

昇給もないですしボーナスもありません。

結局、いつまでたっても月に15~35万円から抜け出せないのです

そして、パチンコ業界の情勢が変わったら簡単に消し飛ぶ存在。

まったくもって笑い話ですよ…。

けいこぶ
私は自分のパチプロ時代を悔いることはありません。ただ、今となっては空虚感がないかといえば嘘になります。

まとめ

 

現在、私はパチンコに行くことはありません。

パチンコからはスッパリと足を洗いました。

おそらくですが、もうパチプロをすることはないと思います。

なぜなら…

もう勝つことができないからです

どうなんでしょう。

私の持っている情報網の限りでは、今のパチンコでコンスタントに勝つスタイルがまったくつかめません。

時間当たりのコスパはどんどんと悪くなっていき、それでいてボラティリティ(変動幅)だけが上がっている

それが今のパチンコだと思っています。

さすがに無意味でしょう。

というよりは…

私の場合はイージーモードだった昔のパチンコでさえ月に15~35万円が関の山だったのです。

結局、それが私の限界だったのでしょう

 

とりあえず…

月に100万円を稼いでウッハウハな生活を送っていた…

なんてのとは程遠い生活だと知っていただけたかと思います。

今後もマジメに働かこうと思います。

けいこぶ
長期的な視点で考えた場合、パチンコで稼ぐのって「マジメではなかった」と思うのです。まさにあぶく銭でした。