こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
ユーチューバーをはじめてみたい人にとって、悩ましいのはマイク選びだと思います。
以前に「YouTuberの録音環境例」の記事でご紹介しましたが、私はマランツプロ USBコンデンサーマイク MPM2000Uを購入しました。
あれから半年以上、MPM2000Uを使用してYouTube動画を撮影してきました。
ですので、だんたんとMPM2000Uの使い心地がわかってきました。
というわけで今回は、ユーチューバーとしてMPM2000Uを半年間使ってみた感想をレビューしたいと思います。
ユーチューバーがMPM2000Uを半年間使ってみた感想
それではユーチューバーとしてMPM2000Uを半年間使ってみた感想をまとめたいと思います。
正確なレビューを行いたいため、良い点・悪い点の両方を述べたいと思います。
このマイクを検討している人にとって何らかの参考になればと思います。
MPM2000Uのよかった点
まずMPM2000Uのよかった点ですが、なんといってもマイクの性能が高い点です。
私はPS4でゲームをするときに3000円程度のマイクを使用していたことがありますが、それとはまったく違います。
音をクリアーに拾いますし、ホワイトノイズも少なめです。
他のマイクではホワイトノイズが入ってしまいトランシーバーのような状態になることも多かったですが、MPM2000Uではまったく気にならなくなりました。
雰囲気をお伝えするために私のチャンネルの動画を1つ貼っておきます。
想像していた以上に声をクリアーに拾ってくれます。これに関してはかなり満足しています。
私は編集ソフトで声のボリュームを調整することがありますが、ボリュームを大きくしても特に違和感はありません。
あと、USB接続で関単に使えるのが良いですね。
USBをパソコンに差し込んだらすぐにマイクを拾ってくれる。
これはかなり便利です。
撮影環境やパソコンを変更・移動したとしても、USB接続で簡単にセッティングできます。
MPM2000Uのわるかった点
次のMPM2000Uのわるかった点をご紹介します。
わるかった点かどうか微妙なところですが、指向性がかなり広いです。
指向性とはマイクの音を拾うことができる範囲のことですが、MPM2000Uはその指向性が思ったよりも広いです。
指向性が広いと何かマズイのかといいますと、環境音を拾いやすくなります。
ユーチューバーの環境音としては、外部の音はもちろんのこと、例えばイスを動かしたときの「ギィー」という音も拾ってしまいます。
超指向性マイクではないので仕方のないことではありますが、想像していたよりは広かったというところでしょうか。
環境音が少ない、椅子を使わない環境であればさほど気になる点ではないと思います。
あとわるかった点をあげるとすれば、人によってはマイクの入力音が小さく感じるかもしれせん。
これはUSBコンデンサーマイクを使用する際には覚悟していたことではありますが、人によっては編集ソフトで入力ボリュームを上げる必要があります。
私は動画撮影時にはマイクから10~20cm以内の近距離で話していますが、それよりも離れてしまうとなかなか声を張る必要があります。
このあたりはMPM2000Uの悪かった点というよりはUSBコンデンサーマイクの宿命といったところでしょう。
私はSONY PCV80U ECM-PCV80Uやオーディオテクニカ AT2020USBなども検討していたマイクになりますが、いずれもこの問題はついてくるでしょう。
これを解消するためにはオーディオジャックタイプのマイクやアンプを用意するのがてっとり早いと思うのですが、そこまでの設備を投資するのはちょっとためらってしまいます。
MPM2000Uの使用でわかったこと
あと、よかった点・わるかった点のどちらでもなく、使用していてわかってきたことがあります。
それは、マイクで拾う声の質感は本人次第ということです。
私はMPM2000Uを使用して、かれこれ70動画くらい撮影・編集をしてきました。
そのなかでの声質は初期と今とではかなり違います。
こちらは私のチャンネルのなかでも最初期の動画になりますが、先ほどの動画に比べるとやや声がこもっており質感が違います。
このあたりはマイクの性能ではなく、
・マイクの角度、距離
・録音環境(防音対策など)
に左右されるとわかってきました。
ですので、実際にMPM2000Uで動画撮影をされる際には、ちょっとずつチューニングをするようにいろいろと試されるのをおすすめします。
まとめ
以上がユーチューバーとしてマランツプロMPM2000Uを半年間使用してみた感想になります。
結局、満足しているのかどうなのか?
と聞かれましたら、私はとても満足しています。
今ではマランツプロ MPM2000Uは10000円以内で買うことができますが、その価格帯のマイクとしては十分にコスパが良いと感じています。
仮にユーチューバーとしてやっていくのであれば、MPM2000Uは十分だと思います。
これ以上の性能のマイクを用意するのは、チャンネルが相当成長してからでよいでしょう。
逆をいえば、これ以上のマイクを用意したところでチャンネルが成長するとはいえません。
ユーチューバーのエントリーモデルのマイクとして十分なMPM2000Uを用いて、あなたもぜひユーチューバーデビューをしてみませんか?