こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
ストーカーを題材にした漫画って多いですよね。
最近だと主人公の周りの女性を次々と壊していく恐怖の女ストーカーの漫画「異常者の愛」を紹介しました。
あれから数ヵ月、今度はまた一風違った恐さのあるストーカー漫画が新連載されました。
その漫画がこちら…
「わたし(仮)ワタシカッコカリ」です。
「わたし(仮)ワタシカッコカリ」はネット漫画サイト「マガポケ」より連載が開始した新しい漫画になります。
記憶喪失になった彼。そして転がる女性の死体。
1話のラストで、きっとあなたは戦慄する。
新連載のトップ画から、すでに面白そうな何かを感じます。
「マガポケ」の新連載漫画には、たまに「1話のラストで」的なキーワードが出てきます。
以前に紹介した「いじめるヤバイ奴」も、新連載時には「必ず最後まで読んでください」と書いてありました。
そして実際に1話の最後まで読んでみると…「おお…」となる展開がありました。
今回の「わたし(仮)ワタシカッコカリ」にも同じような期待を持ってしまいます。
というわけで、今回は期待の新連載マガポケ漫画「わたし(仮)ワタシカッコカリ」をご紹介します。
あらすじ
主人公の 庵(いおり)は目覚めると自室のベッドに横たわっていました。
時間は夕方の6時30分。
夕日のまぶしさに戸惑いつつも、庵はベッドから起き上がります。
しかし、すぐさま違和感を覚えます。
(出典:漫画「わたし(仮)ワタシカッコカリ」1話より)
「僕は…誰だ?」
庵は自分の名前すら思い出すことができません。
何か手掛かりを探そうと自分の部屋を徘徊する庵、そして庵は自分の家のバスルームに首を切られた女性の遺体を見つけます。
動転する庵。
そんな最中、ある女性が自宅を訪れます。
彼女の名前は倉門 詩緒(くらかど しお)。
庵は倉門を家に入れまいとしますが、倉門は合鍵をもっており、最終的にバスルームの遺体を見つけられてしまいます。
倉門に問いただされる庵。
庵は正直に話すのが一番だと思い、「自分の記憶がないこと」「目覚めたらバスルームに遺体があること」を倉門に伝えます。
どうかんがえて人を殺めたけれど記憶がないとごまかしている犯人にしか見えない。
庵は完全に終わったと思いました。
が…倉門はそんな庵のことを全面的に信じて受け入れてくれました。
しかし安心したのもつかの間、庵の元に…
「死体を処理しろ 従わなければ 警察に事態を漏洩する 俺はお前の全てを知っている」といった脅迫文が届きます。
何者かに脅迫される庵。
そんな庵をみて、倉門は庵を励ましながら行動を共にします。
脅迫文の通りに遺体を処理し、警察への通報もしませんでした。
一連の行動を経て、庵の倉門に対する信頼感は確かなものとなりました。
倉門を全面的に信頼する庵。
庵にとって倉門はなくてはならない存在になりました。
しかし…
1日の終わり、自室に入った倉門は本性をさらけ出します。
そう、彼女は庵の彼女「倉門 詩緒」ではなかったのです。
彼女こそバスルームにいた女性「倉門 詩緒」を殺害した犯人だったのです。
彼女の本当の名前は「平間 撫(ひらま なでる)」。
彼女は庵が事故により記憶喪失となったことを利用し、庵の彼女とすり替わるという狂気の行動を実行したのです。
(出典:漫画「わたし(仮)ワタシカッコカリ」2話より)
そんな彼女は、ときたま本性をのぞかせます。
自分の彼女を葬り去った真犯人を最も信頼し、日常を取り戻そうとする庵。
そんな2人の歪な関係が始まりました。
オススメポイント
主人公が記憶喪失なのを利用して、女ストーカーが彼女と入れ替わる。
ありそうでなかったストーリーを見事に再現している漫画だといえるでしょう。
ストーリー自体は王道でありながら、それでいて「いつ関係が崩れるかもしれない危うさ」に新鮮さを感じます。
主人公がストーカーをストーカーと認識していないため、「異常者の愛」とはまた違った不気味さがありますね。
「異常者の愛」では女ストーカーが記憶喪失になり、記憶喪失からよみがえっていく恐怖がありましたが、「わたし(仮)ワタシカッコカリ」ではまさに逆といえるでしょう。
今後の展開はどうなっていくのでしょう。
普通に考えれば、他人と入れ替わるなんてのはどこかで限界が出てきます。
本物の彼女を知っている友人も出てくるでしょうし、何か辻褄の合わないこともあるでしょう。
そんなとき、主人公はどう思うのか?女ストーカーはどういった行動に出るのか?
これは今後の展開に期待したいですね。
以上、今後のストーリーに注目したい漫画の「わたし(仮)ワタシカッコカリ」のご紹介でした。
書籍情報
タイトル | わたし(仮)ワタシカッコカリ |
作者 | 奥津 武 |
単行本巻数 | – |
連載雑誌 | マガポケ |
出版社 | – |