僕はユーチューバーとして3年半、YouTubeに動画を投稿してきました。
そして、
コツコツと動画投稿を続けてきた甲斐があってか、最近ではチャンネル登録者数が10000人を超えました。
そして今では、仕事から帰ってきてから動画を編集するのがあたりまえになっており、YouTubeへの動画投稿はすっかり日課になっています。
ただ、こんな僕も最初のほうはとても苦労しました。
企画を練ってから動画を撮影し、編集してYouTubeに投稿する。
ユーチューバーをやってみてわかったのですが…
ユーチューバーは思った以上に大変です。
特に大変だと感じたのは、動画の編集です。
- どんなソフトを使ったらいいのかわからない
- 動画編集ソフトなんて使ったことがない
- 操作が複雑な印象があって気後れする
はじめはわけがわからず、色々な動画編集ソフトに手をつけました。
ですがどれもこれもシックリこなくて、途方に暮れていました。
何かと使いづらいソフトが多く、時間ばかり浪費していました
そんな折、とあるソフトに出会ったことで僕のユーチューバー活動は転機をむかえました。
そのソフトがこちら、
Wondershare Filmora X(ワンダーシェアーフィモーラテン)です。
このソフト、当時はあまり知られていなかったため半信半疑で使い始めたのですが…
めちゃくちゃ使いやすくて驚きました!
あまりにも使いやすかったため、当時使っていた別の動画編集ソフトを投げ捨てて…
それから僕はずっとフィモーラを使い続けています(笑)
今回はそんな抜群の使い勝手を誇る動画編集ソフト「Wondershare Filmora X」をご紹介していきたいと思います。
何か使いやすい動画編集ソフトを探している人は、ぜひ参考にしていただければと思います。
他のソフトに比べるとやっぱり使いやすい?
ケタ違いに使いやすいよ!フィモーラに慣れると他のソフトが使えなくなるw
■目次■
Wondershare Filmora X はWondershare(ワンダーシェアー)が販売している動画編集ソフトです。
公式ホームページを開くと「動画編集はもっとシンプルでいい。」といったキャッチフレーズが出てきますが、まさにそれを体現したような動画編集ソフトです。
特徴としてはとにかく使いやすくシンプルであり、動画編集の初心者であっても安心して使うことができます。
僕は以前、動画編集をやったことのないまったくの初心者でしたが、そんな僕でもフィモーラは苦労することなく使うことができました。
ちなみに、僕が使い始めたときはFilmora 8というバージョンでしたが、あれからいくつかアップデートを繰り返して、今ではVer10.50(Filmora Ⅹ)となっています。
バージョンが新しくなるにつれて更にパワーアップした新機能も搭載されており、まだまだこれから進化が期待できるソフトです。
Filmora10で新しく追加された機能はあとでご紹介します
無料版と有料版との違いについて
フィモーラ10には無料版が存在します。
このとき、無料版と有料版との違いは、動画を書き出したときにフィモーラのロゴが入るかどうかだけです。
つまり…
無料版であっても有料版とまったく同じ機能を体験することができるのです。
これはとてもすばらしいことです!
他の製品だと試用版では機能が制限されていたり試用期間が定められていたりするのですが、フィモーラにはそれがありません。
ゆっくりと自分のペースで使い勝手を確認することができます。
実際に使ってみて、気に入ればライセンスの購入をおすすめします
上記の表示価格は現時点のものであり、最新の価格は公式ホームページをご覧ください
フィモーラ10のライセンスには、
- 個人向け
- 法人・商用向け
- 学生・教職員向け
の3つがあります。
これら3つのライセンスですが、個人が使用するのであれは個人向けを購入しておけば問題ありません。
YouTuberが商用利用するときのライセンスについて
フィモーラ10を購入するときに、「ユーチューバーはどのライセンスを購入すればいいのか」と悩んでいる人はいると思います。
結論だけをいえば、個人で活動しているユーチューバーであれば「個人向け」を購入しておけば問題ありません。
このとき、
ユーチューバーって広告収入を得ているので法人商用向けじゃないの?
と心配される人もいるかもしれませんが、フィモーラの公式ホームページには以下の公式見解が記されています。
Youtubeチャンネルが法人やブランドに属する場合、もしくは(法人とのコラボを含む)法人提携の動画作成には、ビジネスプランをご利用ください。その他のYoutubeチャンネルの動画作成には広告収益の有無に関わらず、個人プランをご利用ください。
つまり、法人のユーチューバーであったり、それに属するユーチューバーはビジネスプランになりますが、あくまでも個人で運営しているユーチューバーは「個人向け」でOKというわけです。
ちなみに僕はこのことに気づかず…
………
間違ってビジネスプラン(法人・商用向け)を買ってしまいました(笑)
皆さんは僕のような勘違いはしないでください。
ワンチャン法人化あるんじゃね?
ワンチャン法人化…あるのか?
どのプランを購入するのがオススメ?
個人向けプランのなかには、
- 1年間プラン(6980円※)
- 永続ライセンス1PC(8980円※)
- Filmora+Filmstockお買い得年間プラン1PC(11780円※)
- 複数PC用永続ライセンス5PCまで(37900円※)
の4つのプランがあります。
これら4つのプランですが、僕は「永続ライセンス1PC(8980円※)」をオススメします。
理由としては最もコスパに優れているからです。
「Filmora+Filmstockお買い得年間プラン1PC(11780円※)」もお得ではあるのですが、こちらは永続ライセンスではなく1年間プランになります。
※表示価格は現時点のものであり、最新の価格は公式ホームページをご覧ください
僕は買い切りタイプの契約が好きなので、こういったプランでは必ず永続ライセンスを買うようにしています
ここではフィモーラのインストール方法を関単に解説します。
わかりやすく解説していきますので心配は不要です!
手順1:公式ページからフィモーラをダウンロードする
まずは公式ホームページよりフィモーラをダウンロードします。
このとき、Windows版とMac版とがありますので、ご自身の環境に合わせて選択してください。
また、Windowsでフィモーラを動作させるには以下のスペック以上のパソコンが必要です。
OS | Windows 7/Windows 8.1/Windows 10 ( 64 bit OSでのみ動作可能) |
CPU | Intel i3以上のマルチコアプロセッサ、2GHz以上 (HDおよび4KビデオにはIntel第6世代以降のCPUを推奨) |
RAM | 4 GB RAM(HDおよび4Kビデオには8 GBが必要) |
GPU | Intel HD Graphics5000以降。 NVIDIA GeForce GTX700以降。 AMD RadeonR5以降。 |
容量 | 10GB以上の空き容量が必要です。(SSD推奨) |
上記のスペックは最小限の仕様になりますので、できればもう少しハイスペックなパソコンのほうがいいです
「無料ダウンロード」を押すと、後は自動的にフィモーラがダウンロードされます。
これでフィモーラのデータがパソコンに保存されました。
↑ダウンロードされたデータはこのような見た目をしています。
手順2:ダウンロードしたフォルダからフィモーラをインストールする
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてデータを解凍します。
次にインストール画面が表示されますので、プライバシーポリシーとEULAに同意したら「インストール」を押します。
フィモーラのインストール先を変更したい場合は「インストール先を変更」を押してください。
ソフトウェアの開発元と購入者との間で交わされる使用許諾契約のことです。
あとは自動的にインストールが進みますので、進捗が100%になるのを待ちます。
インストールが完了すると、このような画面が表示されます。
ここで「今すぐ開始」を押すとフィモーラが起動します。
初回起動ではこのようなWebページが表示されますので、ユーザーガイドやFAQを確認したい人は確認しておきましょう。
これにてインストールは完了です!
誰でも簡単にインストールすることができます
それでは、僕が実際にフィモーラXを使ってきたなかで感じたことをお伝えしたいと思います。
こちらがフィモーラの編集画面になります。
基本的な配置は一般的な動画編集ソフトと同じ構造となっています。
他のソフトとの違いを挙げるとすれば、全体的な色合いが黒よりも紺色に近いです※。
真っ黒ではなくほどよく紺色にすることで目の負担が軽減され、長時間の使用でも疲れにくいと考えられます。
※表示画面にてダークモードを選択した場合になります
フィモーラではいくつかの表示モードを選ぶことができ、ライトモードでは上図のような画面になります。
表示モードの切り替えは「ファイル>設定>一般>外観」にて変更可能です。
ちなみに、あまり動画編集ソフトを使ったことがない人のために使いかたを補足すると、基本的には次のような流れで動画を制作してきます。
- メディアを取り込む(画像データや音声データなど)
- タイムラインにメディアを組み込む
- プレビューで動画のイメージを確認する
- 編集効果(テロップやエフェクト)を加えていく
だいたいはこのような流れで動画を編集していきます。
ちなみに、フィモーラの基本的な使いかたに関しては公式ホームページにもまとめられていますので、興味のあるかたはそちらもご覧ください。
タイムライン&プレビュー画面について感じたこと
フィモーラXのタイムラインはレスポンス(反応速度)が早く、ストレスなくサクサクと動画を編集することができます。
加えて、全体的なデザインの色合いが良いため、長時間ソフトを使っていても疲れにくいです。
プレビュー画面の仕様についても合格点です。
とてもサクサクと動きますので、使っていてストレスがたまりません。
特にプレビュー画面内でのテロップの編集や大きさの変更が抜群に行いやすいです。
これ…他の動画編集ソフトのなかにはプレビューでのテロップ編集ができない、あるいは動きが悪くてストレスがたまることがあるのです。
対して、フィモーラXではスイスイと編集を行うことができます。
プレビュー画面の使い勝手が半端なく良いです
テロップの仕様について感じたこと
フィモーラⅩは他の動画編集ソフトに比べて、テロップの編集がとてもスムーズです。
変な遅延やフリーズはないですし、テロップの自由度も高いです。
また、テロップの装飾機能も充実しています。
フィモーラⅩのテロップ編集では、
- テキストの塗りつぶし
- テキストの境界線
- テキストシャドー
の3つを詳細に設定することができます。
- タイプ
- 色
- エフェクト
- 不透明度
- ぼかし
テキストの塗りつぶし編集はYouTube投稿用の動画では必須です。
基本的には背景の動画とかぶらないよう、反対色に近い色合いを設定します。
フィモーラⅩでは色々な詳細設定が行えるので、この点における心配はありません。
テキストの塗りつぶし(ベタ塗り)だけでなくグラデーションを設定できるのは良いですね。
僕はあまり使わないですが、イメージ塗りつぶし(自分で用意した柄で塗りつぶす)が用意されている点も評価したいです。
カラーパレットに関しては基本的な配色が用意されています。
ただここで、1つだけ注意点があります。
仕様なのか何なのかわかりませんが、上図のカラーパレットには右側に「見えない2列」が存在します。
それゆえ、初期表示のカラーパレットで実際に選択できる配色は上図よりも多いです。
このあたりは「全色をパレット上に表示してくれている方が親切なのでは?」と感じます。
基本カラーパレットの「その他」を押すと追加のカラーパレットが表示されます。
こちらは初期表示のカラーパレットに比べると選択できる配色数が多く、色合いの濃淡差も大きいです。
初期表示のカラーパレットと追加のカラーパレット。
2つのカラーパレットを用途に合わせて使い分けられる仕様はとても使いやすいです。
特に追加のカラーパレットには使いやすい色がそろっています
僕はあまり使わないですが、文字にエフェクトを加えることもできます。
これにより文字を薄くしたり立体的にしたりと色々なエフェクト効果を加えることができます。
テロップの不透明度とぼかしは%単位で細かく変更できます。
これにより、
このような薄く透けたぼかし文字を作ることができます。
YouTube動画を制作するさいには、このあたりの装飾機能は必須ですね。
- 色
- 不透明度
- ぼかし
- サイズ
ユーチューバーにとってテキストの境界線を細かく装飾できるのはとても助かります。
他の動画編集ソフトだと、テキストの境界線はON/OFFしか設定できないことがありますが、フィモーラⅩはしっかりと細部まで調整することができます。
特に「ぼかし」「サイズ」が細かく設定できるのは良いですね。
このあたりを設定できるかどうかで、テロップの自由度は大きく変わってきます。
- タイプ
- 色
- 不透明度
- ぼかし
- 距離
フィモーラⅩではテロップのテキストシャドーも細かく微調整できます。
これも他のソフトではシャドーのON/OFFしか設定できないものもありますが、フィモーラⅩでは項目できる項目が充実しています。
シャドーのタイプを選ぶ項目では、テキストの影が出てくる方向(=光源の照射方向)を変えることができます。
さらには不透明度、ぼかし、距離なども細かく微調整することができます。
YouTube動画のテロップとしては十分な性能です。
YouTube動画を制作していると、これらのシャドーに関する項目は意外に重要だと気づかされます。
テロップに影をちょっとだけ透けているボヤッとした影をつけたい。
そんなときって結構あるんです。
そういったときにテキストシャドーの細かい設定ができないと、イメージ通りのテロップにならないのです。
そういったことを踏まえると、フィモーラⅩは細かい部分まで調整できるので助かります。
使いやすくて機能も充実!まさに文句なしの仕様です
動画の書き出しについて感じたこと
動画の書き出しについては、フィモーラⅩはほぼすべての用途に合わせて調整することが可能です。
書き出し形式としては色々な拡張を選択できますが、YouTubeに動画をするのであれば「MP4」がメインになるかと思います。
あるいは、一番下に音声データの拡張子である「MP3」がありますので、あえて音声データとして抽出したい場合はMP3を選ぶこともあります。
書き出し項目のなかには「ハイライト自動検出」といった項目がありますが、これは比較的新しい機能になり、YouTubeショートなどに適しているショート動画を自動的に作成してくれる機能になります。
いわば、動画のダイジェスト版を自動的に作ってくれるというわけです。
なんか…スゴイ機能が次々に搭載されていきますね
解像度の横にある設定を押すと、動画の更なる書き出し設定を行うことができます。
解像度に関しては一般的な規格はすべて網羅しています。
ユーチューバーがよく使うのはフルHD[1920×1080]あるいは4K[3840×2160]あたりではないでしょうか。
フレームレートについても幅広く設定できます。
上図には載っていないですが、60fps・120fps・240fpsなども設定可能です。
ビットレートについても各解像度に対して十分な設定が可能です。
フィモーラの書き出し機能について特に不満はありません
Filmora 9→Ⅹ アップデート内容[追加機能]
フィモーラは年々進化しているソフトであり、ここ最近もいくつかのアップデートがありました。
ここではそれらのアップデート内容をまとめておきたいと思います。
FilmoraXで追加された新機能について
フィモーラは2020年に前バージョンの「Filmora9」から現行バージョンである「FilmoraX」へとアップデートされました。
それに伴っていくつかの新機能が搭載されました。
そのなかでも主要なものをピックアップすると次の4機能です。
- モーショントラッキング(被写体の動きを自動検知して追尾する機能)
- アニメーションキーフレーム(映像の特定の位置にエフェクトの設定値を記録する機能)
- カラーマッチ(クリップ間のカラーを統一させ動画全体の色合いを調整する機能)
- オーディオダッキング(動画内の特定の音量を下げて他のトラックを聞きやすくする機能)
これらの新機能は初心者のうちはなかなか使う機会がないですが、中級・上級者になるにつれて必要になってくる人もいます。
モーショントラッキングは実写動画で誰かにモザイクを追尾させるときに使えますし、オーディオダッキングは使いこなすと音声とBGMとの調整が楽になります。
このあたり…フィモーラはどんどんと進化していますね。
バージョンアップするたびにハイスペックな動画編集ソフトへ進化しています
各機能の詳細な使いかたに関しましては以下の公式ホームページをご覧ください。
FilmoraX Ver10.5で追加された新機能
さらにフィモーラ(Windows版)に関しましては、Ver10.5というマイナーアップデートが行われました。
これによりいくつかの新機能が追加され、主要なものをピックアップすると次の4つになります。
- オーディオエフェクト(動画クリップにエコー、リバーブ、電話などオーディオエフェクトを適用する機能)
- ARステッカー(顔の動きに反応する楽しくてユニークなステッカーを追加する機能)
- AIポートレートアドオン(動画から背景を簡単に素早く削除する機能)※
- オートリフレーム(各ソーシャルメディアに適用する異なるアスペクト比の動画を再作成する機能)
※AIポートレートアドオンは有料アドオンになりますので、別途費用が必要です。
詳しい料金体系に関しましては こちら をご覧ください。
フィモーラ―は元々、初心者から中級者向けの動画編集ソフトとして有名でしたが、徐々に上級者にも満足されるソフトへ進化している気がします。
Ver10.5で追加された新機能に関しましても、オーディオエフェクトなんかは使う機会が多いでしょうし、AIポートレートアドオンは動画の合成に役立ちます。
このあたり…ほんとフィモーラの進化は止まりません。
ここまでくると…次はどんな機能が追加されるのか期待してしまいます(笑)
Ver10.5の各新機能に関しましても、詳細な使いかたは以下の公式ホームページをご覧ください。
今回、フィモーラⅩについてあれこれ解説してきましたが、フィモーラⅩはそれほどまでにオススメの動画編集ソフトなのです。
事実、僕はこれからもフィモーラを使い続けますし、他のソフトに乗り換えるつもりはありません。
なぜ、そこまで頑なにフィモーラにこだわるのか?
その理由は2つあります。
- 動画編集でストレスを感じたくないから
- フィモーラはまだまだ進化しているから
フィモーラを使い続ける理由は、動画編集でストレスを感じたくないのはもちろんのこと、それよりもフィモーラが年々進化し続けているからです。
僕はフィモーラをVer8の頃から使い続けています。
今のフィモーラがVer10になりますので、およそ2世代前から使っていることになります。
そして当時のフィモーラなのですが…
使い心地はよかったのですが、あれやこれやとバグも多く…
バグさえなければ素晴らしいソフトなのに…もったいない
と思っていました。
しかしあれからバージョンアップが続き、今では当時悩んでいたバグはすべて修正されました。
それどころか、当時には考えられなかったような新機能も続々と搭載され、さらに使いやすいフィモーラへと進化しました。
そんな進化し続けるフィモーラの将来性、更なる進化に期待しているため、僕はフィモーラを使い続けます。
もし、YouTubeの動画投稿に興味があり、何か使いやすいソフトを探している人がおられましたら、ぜひともフィモーラⅩをご検討ください。
今回、あれやこれやとオススメしたいことが多くとても長い記事になってしまいましたが、誰かのお役に立てば幸いです。
以上、僕が3年以上使い続けている動画編集ソフト「Wondershare Filmora X」のご紹介でした。
フィモーラのさらなるシェア獲得・進化を願っています!
まったくの素人でもチャンネル登録者数10000人を達成することができました!