こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
2019年の1月からYouTubeで関西弁を教えている方言系ユーチューバーです。
みなさん、ユーチューバーに興味はありますか?
はじめて1年未満の私がいうのもなんですが、今現在のユーチューバー市場はとても熱いですよ!
こんなことをいうと「今からユーチューバーをはじめるのは遅い?」と疑問に思われる人もいるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
今が成熟期なのではなく、まだまだこれからが本当に伸びていく市場です。
実際にユーチューバーをやっているとまさにそう感じます。
おそらく2021~2023年あたりが本当の成熟期ではないでしょうか。
そのあたりになると、さすがに新規参入は厳しくなってくると予想されます。実際、海外では一足先にそのような状態です。
悩んでいるくらいなら、今すぐにでもチャンネルを設立して動画を投稿したらいいと思います。
(苦労も多々ありますが)めっちゃ楽しいですよ!
ただ…
ユーチューバーの動画を録音するとなると、これが意外にやっかいなことがあるのです。
動画撮影をするさいの雑音です。
これ、本当に大問題なんです。チャンネルの世界観がぶち壊されます。
今回はそんなユーチューバーの撮影で大問題となる雑音について語りたいと思います。
■目次■
ユーチューバーの天敵「録音環境の雑音」
ユーチューバーにとって撮影環境の雑音はマジで天敵です。
例外として、Vlogと呼ばれる日常系の動画を撮影している人にとっては生活音として問題にならない場合もありますが、専門チャンネルにとっては録音環境の雑音は本当に大問題です。
雑音によってチャンネルの世界観が壊れるといっても過言ではありません。
しかも、雑音はマイクの声入れと一緒に入ってきますので音声ソフトでの除去が難しく、最悪の場合は動画の取りなおしすらやむを得ないことすらあります。
そんな雑音はいったいどんなものなのか?
今回はそれについて話したいと思います。
雑音①「救急車・消防車のサイレン」
まず避けられない生活騒音。
それが救急車のサイレンです。
これね…本当にマジで勘弁願いたいです。
「はい!では次はこれを…ピーポー!…やっていきま…パーポー!ピーポー!パーポー!」
こんな感じに動画撮影がぶち壊しになります。
さらに、緊急車両のサイレンは唐突にやってきますので、「今回めっちゃいい感じ!」といった動画撮影中であっても容赦なくやってきます。
せっかくいい感じに撮影できた動画が…ドップラー効果を確認するための教材へと変化します。
なかなか最悪な気持ちになります。
もちろん、その部分だけカットすればいいだけなのですが、これがまた編集のテマというか撮影するモチベーションにも影響してくるのです。
緊急車両のサイレンへの対策としては
- 高層階に住む
- 防音設備のしっかりとした場所に住む
くらいでしょうか。
人によってはなかなか簡単には対策できないのです。
雑音②「通学路・繁華街でのしゃべり声」
ユーチューバーの撮影時に気になって仕方がない雑音。
人のしゃべり声です。
これは通学路にめんしている場所、あるいは人混みの多い場所に住んでいるユーチューバー特有の悩みです。
人のしゃべり声なんてのは普通に生活をしている分にはあまり気にならないものです。
ですが、ユーチューバーなど音に敏感なタスクをこなそうとすると…
ものすごく気になります、というより完全に天敵です。
特にね…
子供の奇声なんてのはマジでひろいやすいんです(笑)
「はい!ここはこんな感じですね…キィーー!…」
みたいになります。
マジで黙れ…と感じるユーチューバーは多いと思いますが、そのような環境に住んでいる以上仕方がありません。
通学路や繁華街だけでなく、近くに学校や公園がある場合も同様です。
学校があると吹奏楽の音楽や野球部のオエーオエーといった声が入ってきます。
公園があるとなにかと人の声をひろいます。
ユーチューバーにとって住宅の周辺環境ってとても大事なんです。
雑音③「ゴミ収集車のメロディー」
これはちょっとマニアックな例かもしれませんが、ゴミ収集車のメロディーもユーチューバーにとっては天敵です。
ゴミ収集車は平日にやってくることが多いので、平日をメインにしているユーチューバーや仕事が休みで平日に撮影しようとしているユーチューバーは被害を被ることが多いでしょう。
これも緊急車両のサイレンと同じく、避けようと思って避けられるものではありません。
おとなしくゴミ収集車が過ぎ去るのを待つか、あるいゴミ収集車のメロディーが届かないくらいの高層階、防音設備の整った場所に住むしかありません。
雑音④「選挙カーの演説」
これは期間限定ではありますが、ユーチューバーにとってかなり強力な迷惑騒音、それが選挙カーの演説です。
「はい、ではここを考えてみまし…みなさまー!!〇〇を!〇〇をお願い致しますー!」
みたいになります。
マジでこちらからもお願いだから黙れ…と言いたくなります。
さらに平日休日を問わず高頻度でやってきますので、下手をすると撮影自体を諦めないといけない場合すらあります。
緊急車両やゴミ収集車はなんだかんだいって頻度は高くないんです。
ですが選挙カーは異なる政党が代わる代わるめぐってきますので、ユーチューバーにとっては本当に迷惑です。
撮影⇒〇〇党の選挙カーにより妨害⇒撮影⇒△△党の選挙カーにより妨害⇒以下ループ
といった地獄を味わうこともあります。
これに関してもそれらの声が届かない場所に住むしかないのですが、選挙カーの声はなかなか響いてくるんですよ。
他の雑音とは違い、相手もこちらに声を届かせるように意識してますので、住んでいる場所次第では防御不可能のイベントです。
唯一の救いは期間が限定されていることですが、それでも毎度毎度、選挙カーに撮影を妨害されるのはつらいですね。
雑音⑤「工事・工場の作業音」
これもあてはまる人にとっては…といった騒音になりますが、工事や工場の作業音はかなり深刻です。
近くに工場があったり、あるいは一時的に工事が行われていたりすると、ドリルや機械などの作業音から作業者の声までさまざまな雑音が部屋に入り込んできます。
鉄骨や鉄板などが重なったり接触する金属音は、意外に室内であっても聞こえるものです。
「みなさんお元気ですか…キンッ!カンッ!ガガガガ!」
といった具合に、ありとあらゆる音が動画内にまぎれ込んできてしまいます。
もちろん、動画の視聴者にとっては不快な感情を抱かせるだけの騒音でしかありません。
誰かの動画を視聴しにきたら、なぜか工場音のASMRが混じっていた…なんてのは嫌ですよね。
工場に対しては近くに住まないようにすればいいだけなのですが、一時的な工事はやっかいです。
さらに、それが同じ賃貸の修繕・リフォームなんかであった場合は避けようがありません。
下手をすれば1日中撮影ができないなんて事態も考えられます。
雑音⑥「家族による生活騒音」
これは誰かと一緒に住んでいるユーチューバーにとってはあるあるの雑音、家族による生活騒音です。
「一緒に住んでいるのに騒音とはなにごとか!」と思われる人もいるかもしれませんが、ユーチューバーにとっては死活問題なのです。
話し声はもちろんのこと、扉を閉める音、掃除機をかける音、ありとあらゆる生活音が騒音として動画内に入ってきます。
さらにやっかいなのが、これに関しては住居の中から発生していますので、なかなか対策のしようがありません。
ユーチューバーとしての収益が半端ない人などは同居人・家族を説得することもできるかもしれませんが、たいした収入のないユーチューバーであるならば、なかなか理解を得られるのは難しいでしょう。
ユーチューバー本人にとっては動画撮影は重要なことであっても、同居人や家族にとっては重要ではないかもしれません。
こればかりはどうしようもありませんので、誰もいないときに撮影をするか、夜ふかしをして邪魔にならないようにするしかありません。
あるいは、ひらきなおって同居人や家族も出演させる、家庭の騒音すらメリットに変えるくらいの発想の転換が必要です。
このあたりはチャンネルの属性・方向性に関わってきますので、安易に転換するのではなくしっかりと考えられるのをおすすめします。
雑音対策にはできるもの・できないものがある
ユーチューバーの撮影環境での雑音には、大きくわけると次の2種類があります。
家の内部から入ってくる雑音(⑥)
家の外部から入ってくる雑音への対策
家の外部から入ってくる雑音に関しては、賃貸であるならば引っ越しなどで解決できる場合もありますが、持ち家など場合によってはどうしようもない場合もあります。
あるいは、自宅の中でも窓際や外部に接していない「閉ざされた部屋」がある場合は、それを利用するのも手です。
ただし、場合によってはどうしようもない場合もあります。
ユーチューバーとしてやっていくためには住宅環境がとても大事ですが、人によってはユーチューバーとしての活動が困難な場合があります。
ですので、ユーチューバーは誰にでもなれるものではありません。
逆をいえば、ユーチューバーができる環境をもっているだけで「とてもめぐまれている」ともいえます。
家の内部から入ってくる雑音への対策
家の内部から入ってくる雑音に関しては、周囲の理解を得るしか根本的な対策はありません。
周囲が外出しているとき、深夜・早朝などに撮影することもできなくはないですが、部屋の構造上それも不可能な場合があったり、周囲からクレームをいわれる可能性すらあります。
誰かと一緒に住んでいるユーチューバーには周囲の理解が必要不可欠です。
ですが、それが不可能な人もいます。
ユーチューバーは収益面でも趣味としても、とてもおすすめしたい活動ではありますが、無理な人には無理です。
こればかりは各自のプライベートに関わることですので仕方がありません。
逆をいえば、1人暮らしのユーチューバー、周囲の理解を得られているユーチューバーは「とてもめぐまれている」のです。
まとめ:ユーチューバーとして活動できる人はめぐまれている
ここまでのまとめとして、1つ言いたいことがあります。
それは…
ユーチューバーとして活動できる環境にいる人は「とてもめぐまれている」ということです。
世の中には、家庭や仕事の事情などによりどうしてもユーチューバーとして活動できない人が大勢います。
仕事が忙しい人は時間的に不可能ですし、家族と一緒に住んでいる人は場所的に不可能な場合もあります。
それらを捨てるとユーチューバーとして環境は整いますが、私はそこまでのリスクを冒してまでユーチューバーにかけるのは危険だと思います。
やはり…
ユーチューバーとしての活動は無理な人には無理なのです。
この記事を読んでいただいている人のなかにユーチューバーをはじめてみたい人がおられましたら、ぜひとも一度、ご自身の環境について考えられてみてください。
そのうえで、ユーチューバーとして活動できそうなのであれば、それはとても大きなチャンスです。
収益目的にせよ、なんらかの情報発信が目的にせよ、現時点でのユーチューバーは断トツでおすすめできる情報発信のツールです。
興味がありましたら(色々と苦労はありますが)やるっきゃないですよ!
あるいは、もしもユーチューバーの方がおられましたらお互いにがんばりましょう!