こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
YouTubeで関西弁講座をやっている教育系(?)ユーチューバーです。
タイトルにもあるんですけど、ユーチューバーをはじめるまえは疑問に思っていたんですよ。
動画を視聴している立場からだといまいちどうしているのかわかりませんでした。
ただ、実際にユーチューバーをやってみると「ああ…こんな行動をしてしまうんだな」というのがみえてきました。
今回はそんな
・ユーチューバーは風邪をひいたらこうすべき
といったことについてお話します。
■目次■
ユーチューバーが風邪をひいたときの行動
ユーチューバーは風邪をひいたときはどんな行動をしてしまうのか。
簡単にいえば行動は3つだけです。
・風邪を動画のネタにする
・風邪を治すために休む
行動① いつもどおり動画制作する
ユーチューバーをやっていない人からすると異常にみえるかもしれませんが、ユーチューバーをやっていると風邪をひいた程度では動画制作を平常運転で続けることはザラにあります。
なんでそんなにまでして続けるかって?
動画を制作しなければいけない強迫観念があるからです。
「ユーチューバーは好きなことして生きていく」なんてよく言われますが、生きていく途中で「好きなこと」が「やらなければいけないこと」に変わってしまうのはよくあることです。
それゆえ「風邪をひいたぐらいで休むわけにはいかない」と思ってしまうのです。
私のようにサラリーマンとの兼業ユーチューバー、しかもまだまだチャンネル登録数も多くない状態ですらこんな感じですので、専業でユーチューバーをやっている人はさらに強い強迫観念にかられているでしょう。
たまに毎日動画を投稿しているユーチューバーさんがいると思いますが、あれって半端ない労力を割いていますよ。
ほとんど私生活のすべてを動画編集に費やしているんじゃないでしょうか。
おそらく数日休んだところでそこまで影響はないと思うのですが、それでも気持ち的に休めないんですよね。
行動② 風邪を動画のネタにする
2017年8月9日に放送されたフジテレビ系列のトークバラエティ番組「ほんまでっか⁉TV」に有名ユーチューバーのヒカキンさんが出演し、「風邪などで休むこともないの?」といった質問に対して「風邪をひいたときはそれ自体をネタにした動画を投稿する」いったようなことを答えていました。
当時は「ユーチューバーってバカなんじゃないの⁉休めよ!!」と思っていましたが、自身がユーチューバーになってみると気持ちがとてもよくわかります。
それくらい毎日ネタを探しに探しているということです。
ユーチューバーをはじめると日常生活のあちらこちらで動画のネタを探し始めます。
風邪なんてひきましたら「絶好のネタが飛びこんできた!」って思いますよ。
健康?
そんなことよりも動画再生数!チャンネル登録数が大事!
ユーチューバーってそんな世界です。
行動③ 風邪を治すために休む
風邪をひいてもがんばらないといけないと思いつつ、最後はバタンキューすることが多いです。
動画を撮影しても声がガラガラで喉も痛いですし、動画編集をしていると頭がクラクラしてきます。
YouTubeに投稿する動画の編集って、動画の質にもよりますが少なくとも数時間はかかってしまうのがザラです。
風邪で体力が落ちている状態で数時間の動画編集。
風邪は悪化していく一方です。
動画投稿の強迫観念をもちつつも、最後は「もう休む!!動画編集どころではない!」となって横になります。
ユーチューバーは風邪をひいたらこうすべき
ユーチューバーは風邪をひいたら休みましょう
これにつきます。いやほんと、無理をしてもいいことなんてないですよ。
風邪をネタにしないのならデメリットしかない
風邪をひいたとき、私と同じような私生活を語らない教育系ユーチューバーは絶対に休むべきです。
だって動画内で私生活を語らないのですから、風邪をひいたとしてもそれをネタにはできません。
となると、無理をして動画を撮影したところで「声がガラガラで聞き取りにくい回」ができるだけです。
いつも視聴してくれているファンでしたら、それでも「がんばっているな~」と好意的にとらえてくれるかもしれませんが、はじめてあなたのチャンネルを訪れた人は「なんだこの聞き取りにくいユーチューバーは?」となるだけです。
はじめて訪れた視聴者さんを大切にするためにも、風邪をひいたらおとなしく休んでおくのが無難です。
風邪をネタにしてもがんばらないとつまらない
YouTubeで風邪をひいたことをネタにしている動画を視聴していると、たいてい感じることがあります。
それは…
といったことです。
いや…プロ根性ですね。なかにはいつもどおりのテンションすぎて「ホントに風邪をひいているの?」と思ってしまうユーチューバーさんもいるくらいです。
でも、そういうことなんです。
ユーチューバーが風邪をひいたことをネタにしたとしても、ある程度は視聴者さんがみられる状態になっておかないといけないのです。
だって本当にしんどくて寝込んでいるだけの動画なんてつまらないですし、見ているこっちもしんどくなってくるからです。いわば不快なんですよね。
それなので、「今日は風邪をひいてしまいました」といいつつ何らかのネタをやっているユーチューバーさんが多いです。
私は休んだほうがいいと思うんですけどね。
風邪をひいた状態で企画を考えても頭がまわらないでしょうし。
もしやるのであれば、私なら「風邪をひいたときの企画」を事前に考えておきます。頭がまわらない状態での即興なんて見ているほうも辛いですしね。
逆に事前に考えておけば、「やっとこのときがきたか!!」とテンションが上がるかもしれません。
いやでも…そんなことよりも休んだほうがいいと思いますよ。ほんと健康は大事です。
まとめ
健康は大事です。
そしてそれはユーチューバーであっても同じです。
風邪のときはしっかりと休んで治してからがんばる。
それでいいじゃないですか。
それが甘いといわれる世界でしたら、私はそんな世界なんて嫌ですね。
そんな人間の尊厳すら失わないとやっていけない世界なんで、無理してがんばったところで意味がありません。
お金持ちが最も大事だと主張することの1つに「健康」があげられますが、それほどまでに健康というのは貴重なのです。
以上、ユーチューバーが風邪をひいたときの行動とこうしたほうがいいよというお話でした。
それにしてもユーチューバーってのは過酷な職業ですよね。
学研ホールディングスが調査した2019年度の小学生のなりたい職業ランキングでは、ユーチューバーが3位となったみたいですが、あれってどうなんでしょうね。
視聴者さんと投稿者とではホント別世界です。
動画を視聴しているだけだと「なんか俺にもできそう」と思ってしまうんですが、あの現象は何なんでしょう。
サッカーとか野球とかでもそうですよね。
「なんでそこでそんなパスするんだよ」「そんなボール球なんてふるなよ」
みている分には気楽に指摘できます。そして「俺ならもっとうまくやれそう」と思ってしまいます。
でも実際にやってみるとできません。
ユーチューバーもそれと同じ。
やってみると全然うまくいきません。マジでうまくいかないですよ。
体に冷えピタを貼ってまで動画投稿…いやはや恐い世界です。