割り算の整数部を返すQUOTIENT関数、余りを返すMOD

Excel関数

Excelで割り算をしたときに割り算の整数部と余りを別々に表示したいときはないですか。整数部に関してはROUNDOWN関数を使って簡単に表示することができますが、余りは少々やっかいです。そのようなときにはQUOTIENT関数、MOD関数を使いましょう。

QUOTIENT関数

使いかた:割り算の商(整数部)を求める

=QUOTIENT(分子,分母)

分子被除数(割られる値)を指定する
分母除数(割る値)を指定する
MOD関数

使いかた:数値を除算した剰余(余り)を求める

=MOD(分子,分母)

分子被除数(割られる値)を指定する
分母除数(割る値)を指定する

実際に使いかたを見てみましょう

まずは整数部のみを表示するQUOTIENT関数を呼び出します。関数を呼び出し(①)、QUOTIENT関数を選択します(②)。QUOTIENT関数は関数の分類「数学/三角」の中から選択することができます。

QUOTIENT関数のダイアログでは「分子」「分母」の2つを選択しましょう(③)。これで割り算の整数部のみを表示することができます。

次に割り算の余りを表示するMOD関数を設定しましょう。MOD関数もQUOTIENT関数と同じく関数の分類「数学/三角」の中から選択することができます。MOD関数のダイアログでも「分子」「分母」の2つを選択しましょう(④)。これで割り算の余りのみを表示することができます。