こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
ここ最近…
トイレットペーパーで多大なるストレスを受けています。
なんだそれ?って思われますよね。
何かといいますと…
トイレットペーパーホルダーからトイレットペーパーが落ちるのです。
これ…
なにが起こっているかわかりますか?
ずばり…
トイレットペーパーの幅が短いのです!
通常のトイレットペーパーの幅は11.4cmとなっているのですが、ここ最近は幅が10.7cmのトイレットペーパーが出現しており、誤ってそれを購入してしまったのです。
でも…
トイレットペーパーを買うときに幅なんてチェックしないですよね。
しかも、トイレットペーパーのパッケージに幅なんて書いていないんです!
これ…
ちょっと悪質というか…私のようなストレスを抱える消費者を生むだけだと思うのです。
というわけで今回は、私のようなトイレットペーパーを落としまくってストレスを抱える人を減らすべく、短いトイレットペーパーについて語りたいと思います。
■目次■
従来品より幅が短いトイレットペーパーを買って後悔した
まずはじめに、私が購入した短いトイレットペーパーを紹介したいと思います。
私が購入したのはKirindoさんが販売している「Sala bloom」というトイレットペーパーです。
いつもはエリエールを買っていたのですが、Sala bloomはエリエールよりも一回り価格が安かったのです。
ですので今回、私はいつも買っていたエリエールをやめてSala bloomを使ってみようと決めたのです。
使用を開始してから異変に気付いたのは、トイレットペーパーを変えてからしばらくしてからでした。
ゴトンッ…!
トイレットペーパーをホルダーに入れたときは問題ないのですが、使用しようとトイレットペーパーをクルクルと回すとトイレットペーパーがホルダーから落ちるのです。
最初はトイレットペーパーホルダー側の劣化を疑いました。
トイレットペーパーを固定している芯のような部分が劣化してきたのかなと思ったのです。
ですが…
どこを調べてみても問題がなかったため、もしかしたらと思いトイレットペーパー自体を調べてみたのです。
JIS規格品でない10.7cmタイプのトイレットペーパー
トイレットペーパーを調べる際にまず気になったところ。
それはトイレットペーパーの幅でした。
ですので、幅を調べるためにエリエールを別途購入して比較してみることにしました。
すると…
なんと明らかに短いじゃありませんか!
左がエリエール(幅11.4cm)、右がSala bloom(幅10.7cm)です。
なんといいましょうかSala bloomは全体的にコンパクトな印象を受けました。
拡大してみると明らかに右側のトイレットペーパーが短いのがわかります。
私が測定しましたところ、その差は7㎜でした。
この7㎜…
実はトイレットペーパーホルダーを使用するうえで致命的になるのです。
こちらが私の使用しているトイレットペーパーホルダーです。
わかりますか?
もう少し拡大してみると…
この紙巻器には、JIS規格品(巾114㎜)を御使用ください。
トイレットペーパーの幅は日本工業規格JISにて決められているのです。
実際に気になってJIS規格も調べてみたところ「JIS4501 トイレットペーパー 3.形状・寸法」といった項目にて、紙幅は114±2㎜と書かれていました。
となると10.7cm(107㎜)というのは…
JIS規格に準拠していないということになります。
こんなの…
あまりにも理不尽じゃないですか(泣)
だってパッケージに「JIS規格に準拠していません」なんて書いてないんですよ。
こんなの想定できるはずがありません。
トイレットペーパーホルダーの余裕がほとんどない状態
では実際にトイレットペーパーホルダーへ設置したらどんな感じなのかを「エリエール」「Sala bloom」の2つで比較したいと思います。
エリエール(幅11.4cm)の場合
まずはエリエールの場合です。
左右の幅にピッタリとフィットしており問題ありません。
トイレットペーパーを端に寄せてもしっかりとホルダーの足が芯のなかに入っています。
Sala bloom(幅10.7cm)の場合
そしてお次はSala bloomの場合です。
比較してみるまで気づきませんでしたが、明らかに左右に隙間があります。
トイレットペーパーを端に寄せてみるとひどい有様でした。
今にもホルダーの足が芯から外れて落ちそうです。
というよりトイレットペーパーをまわしたら落ちました。
どうりで何回も落ちてしまうはずです。
どうやら…
私は買うトイレットペーパーを間違えてしまったようです。
幅が狭いトイレットペーパーが売ってある理由
今回、さすがに納得できなかったため、なぜ幅の短いトイレットペーパーなんてのが売ってあるのかを調べてみることにしました。
すると、どうやら原材料の確保が原因であるとの情報を見つけました。
近年トイレットペーパーの幅が狭くなって来ている要因の代表的なものとして再生古紙原料の慢性的な不足があげられます。
再生紙トイレットペーパーの原料は、主に回収された牛乳パックや書籍などの印刷用紙の断ち落とし(裁断した後の余った部分)、オフィス等で発生するコピー用紙などですが、近年のペーパーレス化や電子書籍の普及などで進んだ紙離れ、また円安を背景とした中国の再生古紙原料の引き合いなどにより再生紙トイレットペーパーメーカーの古紙調達は年々厳しさを増しています。
再生紙メーカーは、いままで受け入れてこなかった種類の古紙も原料として受け入れるなど、今後も進むであろう再生古紙原料の不足に対応するため工夫を行っています。少ない原料から多くの製品を生産する1つの方法として、紙の幅を狭くしているのです。(出典:「アズフィット04.トイレットペーパーの幅が狭い商品があるのはなぜですか?」より)
なるほど、それは仕方がないですね~
………
ってなるわけないでしょ(笑)
原材料が不足しているのならば、無理な低価格ではなく他のトイレットペーパー相当の値段まで価格を挙げればいいのです。
私の行ったドラッグストアでは変に一番安い値段で売られているのですから、ついつい値段に飛びついてしまいます。
実際、いろいろと原因は語れてはいますが、私にはどうも単なるコストダウンにしか思えないんですよね。
あるいは…
「これは短いトイレットペーパーです」と表記するべきだと思うのです。
まとめ:安物買いの銭失いになってしまった
今回、私はまさに安物買いの銭失いといいましょうか、目先の安さに飛びついて多大なるストレスを抱える羽目になりました。
一応、もったいないので残りのトイレットペーパー分は使用しようと思いますが、いまいち納得できません。
たしかに確認しなかった私も悪いですが…
再生紙のトイレットペーパーは幅が短いなんて知っているわけありません。
「ショートタイプ:通常のトイレットペーパーホルダーで使用したら落ちることがあります」
みたいな表記がいると思うのですが、私がナーバスすぎるのでしょうか。
以上、従来品より幅が短いトイレットペーパーを買ってしまい大失敗した私の体験談でした。
みなさんがトイレットペーパーを購入されるさいはご注意ください。