こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
2019年3月1日より公開されている映画「ドラえもん のび太の月調査記」のポスターがSNS上ですごい反響を呼んでいます。
何が反響を呼んでいるかといえば、とにかくエモいのです。
エモいは、英語の「emotional」を由来とした、「感情が動かされた状態」、「感情が高まって強く訴えかける心の動き」などを意味する日本語の形容詞。感情が揺さぶられたときや、気持ちをストレートに表現できないとき、「哀愁を帯びた様」などに用いられる。
(出典:Wikipedia「エモい」より)
今回は、そんなエモいと反響を呼んでいるドラえもんポスターをご紹介します。
■目次■
映画「ドラえもん のび太の月調査記」のポスターがエモい
映画「ドラえもん のび太の月調査記」のポスターには6種類あります。
ですが、その中でも特にエモいと言われているのがコレです。
(出典:ねとらぼ「大人のフリが上手な人が、大人なだけだよ」より)
「大人のフリが上手な人が、大人なだけだよ。」
はい、これはエモいですね。とてもエモいです。
加えて、スネ夫が言うからこそ味が出るセリフですね。
(とはいえスネ夫は小学生なのですが…)
ちなみに全6種類のセリフは次の通りです。
やっぱりスネ夫だけ何かが飛びぬけていますね。
のび太、しずかちゃん、ジャイアンからはピュアな若々しさを感じますが、スネ夫だけ哀愁が漂っています。
個人的にはしずかちゃんとスネ夫のポスターが好きです。
ジャイアンは映画版ジャイアンになっていますね。
違和感があるとしたらのび太でしょうか。
のび太にしてはちょっと言葉が難しすぎる気がしませんか?
Twitterの反響もスネ夫のポスターに集中
私は6種類のポスターを見たときに、スネ夫のポスターに特にエモさを感じましたが、Twitterの反響もスネ夫のポスターに集中しています。
劇場行く途中のポスターなどでつい足を止めてしまう子たちの中の一人だったよ! スネ夫のこの台詞も、めちゃめちゃ好きだなぁ。 pic.twitter.com/cR6VXlZhoU
— きり (@Kilisame21) 2019年3月2日
ドラえもんポスター年々エモさを増してく、一番好きなのはスネ夫 pic.twitter.com/9gwv1fE4fk
— 最中 (@mona_E51) 2019年3月2日
#ドラえもん映画
今年のスネ夫のポスターがカッコイイ…
いろいろと深すぎる…. pic.twitter.com/y6qfK5ZDAr— ハレンボ (@harenbo4649) 2019年3月2日
泣くわ
何よ!この名言💧
特にスネ夫の言葉#ドラえもんのび太の月面探査記 #ポスター#スネ夫バージョン pic.twitter.com/KAcg05uBvC— うたたねこ (@manam93792913) 2019年3月2日
ドラえもん新しい映画のポスターがエモすぎる…スネ夫のに泣きそうになるな😭😭 pic.twitter.com/tfTYA1Xmqv
— みよ (@my__Amn) 2019年3月1日
TVでドラえもんやってる♪最後に出てくるドラえもんの押し入れポスターには是非注目して欲しい(*´ 艸`)ww
今日からの映画もすごく楽しみ!ポスターも素敵✨私的にはスネ夫のバージョンが一番好きです。早く見にいきたいなぁ。#ドラえもん映画 pic.twitter.com/8MuO2wrfGT— 髪白スイ (@sui_kami46) 2019年3月1日
今回のドラえもんポスターも中々エモくてスネ夫としずかちゃんの文が刺さる
ジャイアンはさす映画ジャイアン
のび太……お前万有引力って言葉絶対知らないし意味わかってないだろwwww pic.twitter.com/iFGpqTDwsj
— たかロビン@骨折ほぼ問題なし (@takaibukiya) 2019年3月1日
今年の映画はこのスネ夫のポスターがスゴいと思う pic.twitter.com/EoyD2yxDdl
— ひかりり (@hikarefrain) 2019年2月26日
やはり皆、感じることは一緒ですね。
反響を呼んでいるのはそれが真実だから?
なぜスネ夫のポスターだけが反響を呼んでいるのか?
それは純粋にセリフに共感する人が多いからでしょう。
「大人のフリが上手な人が、大人なだけだよ。」
これはたしかにグサッと心に刺さります。
大人になって社会人として働き始め、よくわからない慣習や振る舞いを強要される日々の中で、集団からはじき出されないように大人のフリをする。
自分の子供が生まれて、どのように育てたら良いかがわからず、自分の親がやっていたようにふるまって大人のフリをする。
言われてみれば、世の中の多くの「大人」は大人になろうとして大人のフリをしている気がします。
なぜ小学生のスネ夫がそんなセリフを言いだしたのかは謎ですが、共感を呼びそうなセリフなのは間違いありません。
クレヨンしんちゃん「オトナ帝国の逆襲」に通じるところも
私はスネ夫のセリフを見たときに、「クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲」にも通じる何かを感じました。
オトナ帝国ではしんちゃんの父親であるひろしの人生回想シーンがエモいシーンとして有名ですが、まさにひろしも大人のフリをしながら必死にがんばっているのかなと思わされます。
ただやはり、なぜ小学生のスネ夫がそんなことを言い出したのかは謎です。
前回のエモいポスターのセリフ一覧
ちなみに、映画「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」でもエモいポスターが有名になりました。
そのときのセリフは次の通りです。
あれもなかなかエモかったですね。
ただ、ちょっとセリフが難しすぎたのが難点でした。
「氷は透明なタイムマシン」なんてのは個人的には好きなセリフでしたが。
今回の映画ポスターは言葉がわかりやすくなっており、ちょうど良い仕上がりになっていると思います。
まとめ
エモいエモいと言われていたのでついつい確認してしまったドラえもんのスネ夫ポスターですが、噂通りのエモさでしたね。
最近の映画ドラえもんは、エモいポスターを作成することで有名です。
これはドラえもんの映画は子供だけでなく大人も楽しめる作品にしたいからだと言われています。
ちょうど、旧ドラえもんの見ていた世代は今の子供の親世代になろうとしています。
そんな親世代に向けたメッセージなのかもしれません。
他のブログや記事を読んで知ったのですが、ポスターに書かれている「満月」は彼らを見守る存在として書かれており、後ろ姿なのは仲間を思う気持ちや決意を胸に秘める瞬間は誰かに見せる顔ではないからだそうです。
深いですね…。
ただ、スネ夫のセリフは仲間を思ったり決意したりしているのではなく、人生の悟りを開いているような気もしますが。
とにもかくにも、2019年のドラえもんポスターはとてもエモい仕上がりでした。
これは2020年の映画ドラえもんのポスターにも期待できますね。