こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
2019年5月24日。
牛丼チェーンの「すき家」から衝撃の発表がなされました。
何かといいますと…
すき家の豚丼が販売終了します。
なんとも悲しいことです。
豚丼の販売は2019年6月上旬より順次終了していきます。
すき家好きの私としては、これは最後の食べ納めをしなければいけない。
そう思いましたので、すき家の豚丼を食べてきました。
豚丼を食べながら思い出を語りたいと思います。
すき家の豚丼が登場した当時の思い出
すき家の豚丼が開発されたのは2003年。
もうかなり昔のことです。
豚丼開発の背景にあったのは、当時の大ニュースとなっていたアメリカBSE問題です。
BSE問題(ビーエスイーもんだい)とは、2000年代初頭より発生した、BSE(牛海綿状脳症、Bovine Spongiform Encephalopathy)に関する一連の社会問題である。BSEそのものに加え、企業による牛肉偽装事件の発生も相次ぎ、畜産業や精肉店などの食肉関連産業、食品加工業や外食産業、スーパーマーケットなどの流通業、そして一般消費者を巻き込んだ一大問題となった。
(出典:Wikipedia「BSE問題」)
2003年のBSE問題は庶民が大パニックに陥った一大ニュースでした。
一言でどんな問題だったのかといえば…
「海外産の牛肉を食べたらヤバイ」と騒がれ続けた事件でした。
結局、私を含めた多くの人はBSEが何だったのかがわからないままでしたが…
当時は「海外を牛肉を食べたら脳みそがスポンジになる」と騒がれたものです。
しかも、その症状が出るのがすぐにではなく10年後くらいに発症すると噂されていました。
牛丼の代替として開発された豚丼
そんなBSE問題の最中、大打撃をうけた牛丼チェーンが開発した切り札。
それが豚丼でした。
ちなみに、吉野家は「豚丼(ぶたどん)」、すき家では「豚丼(とんどん)」、松屋では「豚めし(ぶためし)」といった名前でした。
そして、それらの牛丼チェーンの豚丼ですが…
最初はとてもマズかったです(笑)。
稀に好きな人はいましたが、牛丼に慣れすぎた私には薄すぎて無理でした。
それでも、牛丼チェーンによる改良がおこなわれ、徐々に世間に受け入れられていったのを覚えています。
ちなみに当時の牛丼チェーンといえば…
吉野家が一番でした。
最近はまったく元気がないですが、当時の吉野家はすき家や松屋を圧倒するほどの強者感があったのです。
牛丼といえば吉野家一択、そんな時代でした。
時代は変わるものですね。
豚丼は過去にも販売終了している
ちなみに販売終了する「すき家」の豚丼ですが、実は過去にも販売が終了しています。
「すき家」は2009年に豚丼の販売を休止し、2015年に販売を再開しました。
2009年に「すき家」の豚丼が販売終了したとき、私は何を思ったかといえば…
豚丼がなくなっても特に気にはなりませんでした。
豚丼の代わりに牛丼を食べていました。
豚丼がなくなるのは寂しさこそあれど、なくなったらなくなったで牛丼を食べるだけです。
まとめ
「すき家」の豚丼が販売終了するのは残念ですが、おそらく1ヵ月もすれば忘れているでしょう。
それほど、最近は影が薄くなってきていました。
最近は安価な外食チェーンもひしめき合っているので、「すき家」の豚丼がなくなっても他で代替できるのも大きいですね。
とはいえ食べ納めの豚丼、美味しかったです。
販売が終了する2019年6月上旬まであと少し。
最後に食べ納めをする人はお早目にどうぞ。