こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
皆さん、湖池屋から発売されている「スコーン」というお菓子をご存知ですか?
こんなやつです。
おそらく、皆さん一度は目にしたことがあるでしょう。
濃厚なバーベキューの味がする美味しいお菓子です。
その「スコーン」ですが、なんと1987年の発売以来はじめてパッケージとお味が一新されます。
こちらが新パッケージになります。
かなり印象が変わりましたね。
しかも、「新生地からおいしくなった」とのことです。
これは比較してみるしかないと思いましたので、今回はスコーンの新旧比較を行ってみたいと思います。
スコーンの新パッケージについて
そもそも、なぜスコーンは新パッケージを発売したのか。
これに関しては湖池屋のプレリリースに理由が書いてありました。
濃厚な味わいとカリッとした食感で人気を集めてきた「スコーン」。発売から約30年が経過し、高い認知度を維持する一方、ロングセラーブランドの宿命とも言える“ブランドの高齢化”、さらには“若者のスナック離れ”という課題に直面していました。湖池屋は、こうした課題に真正面から向き合い、「スコーン」史上初のフルリニューアルの決断に至りました。フルリニューアルの主なポイントは3つ。
① 生地の刷新
今までご愛顧いただいた生地のおいしさに加え、とうもろこしのおいしさや香ばしさが口の中で広がり、食後もその余韻が残るようにスイートコーンパウダーを練りこんだ生地を新たに開発。「カリッ」と「ザクッ」とした食感や食べ応え感もさらにパワーアップしました。② パッケージの刷新
ブランドとしての“新鮮さ”を取り戻すため、これまで親しまれてきた「スコーン」の横ロゴデザインを縦ロゴデザインに刷新し、ロゴの強さを維持したまま、さらにアイキャッチ効果を強化。また、パッケージ全体はスコーン本来のおいしさがより伝わるデザインにリニューアルしています。③ 新キャラクターの開発
“青春のパワースナック”の象徴となる新キャラクター「ハラペコング」を開発。若者とのつながりを強化するため、パッケージや広告活動などさまざまな場面で活躍していきます。(出典:湖池屋「スコーンプレリリース」より)
ブランドの高齢化といった視点は新しいですね。
たしかに、私は昔からスコーンが大好きで結構買っているのですが、若い世代がスコーンを知っているかといえば不明です。
”若者のスナック離れ”に関してはよくわかりません。
私は微妙に若者から離れたのでわかりませんが、スナック≒太るといった印象があるのでしょうか?
個人的には若者はそんなにスナックから離れているとは思っていませんが。
また、スナックの生地に関しては大幅に変わってしまったようですね。
スイートコーンパウダーが練りこまれているということは、甘めのトウモロコシの味が強くなるということです。
これはどんな味か期待したいですね。
パッケージに関しても、私は特に気にはしていませんでしたがマスコットキャラクターがいなかったのは事実です。
そして生まれたのが…
パラぺコング。
「若者とのつながりを強化する」とありますが、これは…若者とのつながりを強化できるのでしょうか。
新旧のスコーンを比較してみた
それでは新旧のスコーンをいろいろな観点から比較してみたいと思います。
新旧パッケージの表面比較
まずはパッケージの比較です。
こちらが旧パッケージになります。
私たちの世代からすればこのパッケージがかなり印象的ですね。
このパッケージを見るだけで濃厚なバーベキューの風味を思い出します。
はじめてスコーンを食べたときは、あまりの濃厚さに感動した記憶があります。
そしてこちらが新パッケージです。
これは…かなり変わってしまいましたね。とてもシンプルです。
同じく湖池屋さんから販売されている「スゴーン」にも似たパッケージです。
湖池屋さんではこのスタイルがトレンドなのかもしれません。
スコーンは大好きなのであまり悪くはいいたくないのですが、私は旧パッケージの方が好みです。
旧パッケージのバーベキュー写真が結構好きだったんですよ。
対して新パッケージはとてもシンプルですね。
もしかしたら若い世代からすれば…
↓
明らかにスナック菓子を食べているのが周りにバレる
↓
恥ずかしい
ということなのでしょうか。
これに関しては湖池屋さんのみぞ知るといったところでしょう。
新旧パッケージの裏面比較
次に新旧パッケージの裏面を比較してみたいと思います。
裏面に関してはさほど印象的なパッケージではありませんが、キャッチフレーズが書かれていました。
まずは旧パッケージからです。
香り豊かなバーベキューのジューシーな旨み、カリッとサクッとかるーい食感、コーンの甘みがお口いっぱいに広がる、濃厚でクセになる和風バーベキュー味です。
次に新パッケージです。
カリッと!ザクッと!やみつき!思わずがっつきたくなるぞ。香り豊かなバーベキュー!ほおばりたくなる肉の旨みとコーンの甘さがあとをひく。噛めば噛むほど香ばしいソレは…スコーン「がっつきバーベキュー」!
これは…
ちょっとかなり印象が変わりましたね。
良いのか悪いのかはわかりませんが、なにやらテンションが違うのは読み取れます。
新旧のスナック見た目を比較
そしてお待たせしました、新旧のスナックを比較してみましょう。
まずは旧パッケージからです。
いつもの大好きなスコーンです。
新旧がわかるように表記には「Old」と入れています。
では次に新スコーンです。
ちょっと雰囲気が違いますね。
パッとみた印象は旧と似ていますが、よくみると微妙に違います。
あくまでも個人的な感想ですが…
旧はゴツゴツとしており「小」~「大」がバラバラに入っているように感じました。
対して新は大きさのバラつきが少なく、全体的に「中」サイズが多いように思えます。
また、個人的な感想ですが新の方がバーベキューパウダーの量が少ないと感じました。
これはバーベキューパウダーを減らした分だけスイートコーンパウダーを生地に練りこんだということでしょうか。
元々、旧スコーンは「濃い味すぎて無理」といった人が私の周りにもいましたので、そういった取りこぼしのターゲット層に対しての配慮であると考えられます。
バカみたいに濃い味が好きな私にはちょっと残念です。
新旧のお味を比較
そして新旧のお味ですが…
これは…
どちらもかなりターゲットが異なるので一概には良し悪しをつけられません。
私のような濃厚好きは旧パッケージを選びますが、トウモロコシの風味や味を感じたい人は新パッケージを選ぶでしょう。
まとめ
とりあえず言えるのは…
昔のスコーンは「濃厚すぎて無理」と言っていた人でも、新パッケージのスコーンならイケるかもしれません。
逆に昔の濃厚なスコーンが好きな人にとっては、濃厚さがもの足りなくて…
チートスなどに逃げてしまうかもしれません。
このあたりは両方のターゲットを狙うと「二頭追うもの一頭も得ず」となりますので仕方がないでしょう。
今度のスコーンの売れ行き、動向に注目です。
あと、新パッケージには…
・憧れのクアトロチーズ
・どはまり濃いもろこし
の3つのお味がありますので、他の味もぜひとも食べてみたいですね。
クアトロチーズには濃厚なチーズ感を期待したいですし、濃いもろこしにはトウモロコシ感に期待したいです。
以上、湖池屋のリニューアル商品「スコーン」のご紹介でした。