こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
ピルクルっておいしいですよね。
私はたまにコンビニで買います。
ピルクルはとっても美味しいのですが、1つだけ悩ましい問題があります。
それは…
ピルクルを飲みすぎると必ずお腹を下してしまうんです。
これ、私だけの体質なのかなと思っていたのですが、Twitterを確認してみると同じような人をちらほら見かけます。
ピルクルとかいう下剤
— もるね (@morune1) 2015年1月6日
ピルクル飲んだ0秒後に腹痛なので、ピルクルは下剤より下剤
— アイツ(ウォーターボーイズの) (@sfc_ito_nyan) 2018年10月12日
下剤は受け付けないみたいだ。
それなら禁食絶対で数日間ピルクル飲んだらお腹の中のもの全部出るから、下剤飲まなくてもいいのでは。
— ↪︎さっちゃん。 (@sacchan0003) 2014年1月29日
どうやらピルクルを飲んでお腹を下しているのは私だけではないみたいです。
実はこれって一時期、TwitterをはじめとしたSNSで話題になりました。
今回はそんなピルクルについて「なんでお腹がゆるくなってしまうのか」を探ってみたいと思います。
■目次■
ピルクルでお腹がゆるくなるのはカゼイ菌が原因
ピルクルのパッケージを見ると必ず目にするのが「カゼイ菌」という文字です。
ピルクルを飲みすぎるとお腹を下すのは、まず間違いなくこの「カゼイ菌」によるものです。
カゼイ菌は生きたまま腸に届きます。
生きたまま腸に届くので、そのまま腸の中で大活躍してしまうのです。
乳酸菌には便秘改善作用がある
乳酸菌には乳酸をつくることで腸の運動を活発にし、便秘や下痢を改善する効果があります。
それなので、乳酸菌の一種であるカゼイ菌にも乳酸菌全般に腸の運動を活発にする効果があります。
でも、ここで1つの疑問が残ります。
私は他の乳製品はいくら食べても大丈夫なのですが、ピルクルだけは飲むと必ずお腹を下します。
同じ乳製品なのになぜピルクルだけはお腹を下すのか?
カゼイ菌が合っていないのでしょうか?
いいえ、違います。
その秘密はピルクルの成分にあります。
単純に量を摂取しすぎな可能性も
ピルクルを飲んだときだけはお腹を下すのは、単純に乳酸菌の摂取量が多いからです。
例えば、ピルクルと似たような成分のヤクルトを飲む場合は、せいぜい飲んで50~100mlだと思います。
それがピルクルだと500mlです。
ヤクルト1本が65mlですので、ピルクル1本(500ml)でヤクルト約7.7本分です。
また、ピルクルの推奨されている容量はたったの65mlなんです。
パッケージを見ても「1日65mlを目安にお召し上がりになると効果的です」と書かれています。
栄養成分表示も65mlあたりとなっていますので、推奨量はヤクルト1本分と同じ65mlなんです。
なんでこんなに推奨量が少ないのか。
それはピルクルが実はとても優秀な乳酸菌飲料だからです。
先ほどの成分表をみましたら、ピルクル65mlに対してカゼイ菌が150億個以上含まれていることがわかります。
たったピルクル65mlでカゼイ菌が150億個以上です。
ピルクス500mlとなると、実に1154億個ものカゼイ菌が含まれていることになります。
ビックルは飲みすぎてもお腹を下さない理由
ピルクルを飲みすぎるとお腹を下す理由はなんとなくわかってきましたが、ここでも1つ疑問が浮かびました。
私はピルクルと同じくらいビックルもよく飲むのですが、ビックルは飲みすぎてもお腹を下しません。
こんなタイプの500mlペットボトルをたいてい一気に飲んでしまいます。
しかし、ビックルでお腹を下したことはありません。
ピルクルとビックルで何が違うのでしょうか。
これについて調べてみました。
ビックルは乳酸菌の数が少ない
実はビックルって乳酸菌飲料ではないのです。
乳酸菌飲料として認められるには次の条件があります。
- 無脂乳固形分3%未満
- 乳酸菌を100万個/ml以上含む
ビックルはこの2つの条件のうち「2」を満たしていないのです。
つまり、乳酸菌が100万個/ml未満なのです。
対してピルクルは65mlで150億個のカゼイ菌がいます。
単位当たりに換算すると…230万個/mlになります!余裕でクリアです!
まとめ
ピルクルでお腹を下すのは単純に乳酸菌を取りすぎるからです。
それゆえ、同じくらいの乳酸菌を含む飲み物を飲んだらきっとお腹を下します。
ピルクルは容量をまもって適度に摂取しよう
ピルクルを飲む過ぎるとお腹を下すのは、ピルクルが悪いわけではありません。
ピルクルが悪いのではなく単純に摂取過多なのです!
ピルクルでお腹を下してしまう人は一気に飲まずに何回かに分けて飲みましょう。
以上、ピルクルを飲みすぎるとお腹を下してしまう原因の紹介でした。