保護犬の殺処分ゼロを目指す団体「ピースワンコ・ジャパン」の活動紹介[譲渡センターで里親探しをしています]

105匹。

これは何の件数かわかりますか?

これは…

2018年度に環境省から出されたデータをもとに算出した1日に殺処分されている犬や猫の匹数になります

105匹。

1ヵ月や1週間の匹数ではありません。

たった1日で殺処分されている犬や猫の匹数になります

1日105匹って年間で考えると相当な数だよね

年間にすると約38000匹…これは「日本の闇」だといえるね

ではなぜそんな数の犬や猫が殺処分されているのか?

理由は単純です。

ペットとして飼育できなくなった犬や猫が毎日のように捨てられているからです。

飼えなくなった理由はいろいろありますが、主に次のようなことが挙げられます。

  • 飼育するのが面倒になった
  • 引っ越しの都合で飼えなくなった
  • 子供がアレルギーになった

もちろんこれだけではなく、他にもいろいろな理由によって、毎日どこかで犬や猫が捨てられています。

なかにはやむを得ない事情があるのも理解できるのですが、こうやって数字でみると驚愕するものですね。

1日に105匹ということは、1時間に4~5匹になります。

まさにいま、この瞬間にも全国のどこかで殺処分が行われているようなものです。

なんか…聞いているだけで悲しくなってくるんだけど

殺処分されている犬や猫には何の罪もないのにね

このような現状はどうすればよくなるのか?

1つだけ、とても有効な解決策があります。

それは…

捨てられた犬や猫たちを、ペット飼いたいと思った人に引き取ってもらうことです

いわゆるペットの里親というものです。

しかしながら、ペットの里親と聞くと…

  • どうやったら犬や猫の里親になれるのかわからない
  • どんな団体がやっているのか知らない

と感じる人も多いかと思います。

そこで今回は、犬の殺処分ゼロを目標に活動されている団体、災害救助犬訓練センター『ピースワンコ・ジャパン』さんをご紹介したいと思います。

  • 犬の里親に興味のある人
  • 何らかの形で犬の保護団体を支援したい人

がおられましたら、ぜひ一読いただければと思います。

ピースワンコ・ジャパンHP:https://peace-wanko.jp/

ピースワンコ・ジャパンとは?

「ピースワンコ・ジャパン」とは、

  • 災害救助犬やセラピー犬などの育成
  • 犬の殺処分ゼロへのチャレンジ
  • 人と犬との絆を深める場づくり

を活動の一環としている団体であり、大西健丞さんが代表を務める認定NPO(特定非営利活動法人)「ピースウィンズ・ジャパン」が運営を行っています

ピースワンコ・ジャパンの活動方針としてはアニマル・ウェルフェアに基づいた犬の里親探しを行っています。

偶然ではありますが、僕の知人はピースワンコ・ジャパンの活動に参加していたことがあります

アニマル・ウェルフェアとは?

ペットとして飼育されている動物の立場になって考え、飼い主である人間が動物に対して与える苦痛を最小限に抑えることで、ペット自身のストレスや疾病を減らし、質の高い生活を送られること。

また、アニマル・ウェルフェアには次の5つの自由が国際的に認知されています。

アニマル・ウェルフェア「5つの自由」
  1. 飢えや渇きからの自由(Freedom from Hunger and Thirst
  2. 痛み、負傷、病気からの自由(Freedom from Pain, Injury and Disease)
  3. 恐怖や抑圧からの自由(Freedom from Fear and Distress)
  4. 不快からの自由(Freedom from Discomfort)
  5. 自然な行動をする自由(Freedom to Express Normal Behavior)

ピースワンコ・ジャパンはこれら5つの自由に基づいて活動を行っています。

これらの5つの自由は、人間におきかえて考えてみるとわかりやすいかと思います。

どれもこれも、生物として自由に生きていくうえで束縛されるべきではないことばかりです。

それはペットの殺処分に対しても然りであり、何の罪もないペットが強制的に拘束され殺処分される現状はアニマル・ウェルフェアの観点からは異常な現状であるといえます

それゆえ、ピースワンコ・ジャパンでは、そのようなアニマル・ウェルフェアの考えかたを尊重して、殺処分ゼロを目指しているというわけです。

アニマル・ウェルフェアは人間でいうところの基本的人権のようなものだね

逆の立場で考えると…ある日、唐突に殺処分される運命が決まるなんて恐すぎるよね

里親探し以外の活動も行っている

ピースワンコ・ジャパンではペットの里親探しだけでなく、災害救助犬やセラピー犬を育成したり、西日本最大級のドッグランを運営したりもしています。

また他にも、保護犬の環境や繁殖制限・管理などの活動の詳細に関しましては、ホームページにある こちらのページ より詳細がご覧いただけます。

災害救助犬とは?

地震や土砂崩れなどで倒壊した建物の中から人を救助するように訓練された犬のこと。犬の持っている優れた嗅覚などを利用して迅速に被災者を発見できるよう訓練されている。

セラピー犬とは?

動物にふれあうことで人に癒しを与える活動をドッグセラピーといい、ドッグセラピーに対して特別な訓練が施された犬のことをセラピー犬という。ドッグセラピーは認知症や自閉症などに対するリハビリテーションとして活用されている。

ドッグランとは?

ペットが自由に走りまわることのできるよう開放された場所のことであり、ペットの運動不足やストレス解消の場所として用いられる。

セラピー犬なんてのもいるんだね!

言われてみれば、動物とのふれあいって癒されるよね

犬の里親を希望される方へ

ピースワンコ・ジャパンでは殺処分の対象となっていた犬を保護するだけでなく、犬の里親探し(譲渡)も行っています。

里親になりたい方がおられましたら、大まかな流れとしては次のような流れとなっています。

  1. ワンコに会いに行く
  2. 里親希望申請書を提出する
  3. 家庭訪問
  4. ワンコのお渡し

①におきましては全国に8カ所あるピースワンコ・ジャパンの施設に赴くかたちになります。

このとき、各施設の所在地は以下のとおりです。

各施設のリンクも貼っておきますので、詳しい施設の詳細はリンク先をご覧ください。

ピースワンコジャパン 神石高原シェルター

〒720-1702 広島県神石郡神石高原町上豊松72-8

ピースワンコジャパン 広島譲渡センター

〒733-0036 広島県広島市西区観音新町4-14 ショッピングモール「広島マリーナホップ」内

ピースワンコ・ジャパン 湘南譲渡センター

〒251-0043 神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20−1 湘南T-SITE1号館GREEN DOG内

ピースワンコジャパン 世田谷譲渡センター

〒156-0054 東京都世田谷区桜丘3丁目23-2 馬事公苑アーバンフラット1-A号室

ピースワンコ・ジャパン 福山譲渡センター

〒721-0974 広島県福山市東深津町2丁目9-15

ピースワンコ・ジャパン あきる野譲渡センター

〒197-0832 東京都都, あきる野市上代継600番地 「わんダフルネイチャーヴィレッジ」内

ピースワンコ・ジャパン 生駒譲渡センター

〒630-0121 奈良県生駒市北大和1丁目23-1 KS,CITY北大和

ピースワンコ・ジャパン 岡山譲渡センター

〒700-0951 岡山県岡山市北区田中109-103

また、動物愛護の観点からも、ピースワンコ・ジャパンでは里親の希望者の理解と環境が十分ではないと判断された場合には譲渡は行わない方針となっています。

私たちは関西地区なので、生駒譲渡センターが1番近い施設だね

けいはんな線「学研北生駒駅」の近くなので電車でも行けるところだね

里親を募集しているワンコをみてみよう

ピースワンコ・ジャパンで里親募集をはじめたワンコは以下のページでご覧いただくことができます。

ピースワンコ・ジャパンで里親募集をしているワンコたち

もとは殺処分される運命だったのを考えると、あらためて殺処分というのは深刻な問題だと思わされるよね

よい里親がみつかって幸せに過ごせるのを心から願っているよ

いろいろな形でピースワンコ・ジャパンを支援する

ピースワンコ・ジャパンでは、さまざまな形で支援していただける方を募集しています。

実際のところ、「住んでいる住居の関係上、里親は無理だけど何らかの形で支援なら」といった方もいるかと思います。

支援にはさまざまな形がありますが、主なものを挙げると次のようなことが挙げられます。

  • 毎月一定額の寄付による支援
  • 1回のみの寄付による支援
  • ふるさと納税を利用した支援

ふるさと納税に関しましてはピースワンコ・ジャパンの施設がある広島県神石高原町に納税(寄付)していただく形になります。

詳しくはピースウィンズ・ジャパンのクラウドファンディングページをご覧ください。

殺処分から犬の命を守る-ふるさと納税

また、これら以外にもさまざまな支援の方法がありますので、興味がございましたら こちら のページより詳細をご覧ください。

今回、犬の殺処分ゼロを目指している団体、ピースワンコ・ジャパンさんをご紹介させていただきましたが、ペットの殺処分という日本の負の側面について考える良い機会となりました。

僕自身、昔から近所の友達の家にいた犬とよく戯れて遊んでいましたので、犬とふれあう楽しさ・ふれあうことで癒される気持ちはよく理解しています。

近所のワンコは大型のゴールデンリトリバーだったのですが、あごの下をさわると気持ちよさそうに目がトロンとなり、フワフワした毛をさわるとクッションのようで毎日が癒されていました。

あのようなかわいいペットが毎日105匹も殺処分されている現状、心が苦しくなります。

ピースワンコ・ジャパンさんが行っているような活動が実を結び、いつの日か日本からペットの殺処分がなくなる日を心から願っております。