こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
パチプロって減りましたよね。
今でも何人かはいまだにパチプロを続けていますが、私を含めた多くのパチプロは廃業していきました。
まあ元々、私は素人に毛が生えたような「なんちゃってパチプロ」だったのも事実です。
しかしそれでも月に20~30万円くらいは稼げていました。
今思えば楽な時代でした。
パチンコ業界はどんどんと変化を続けています。
そしてそれに伴って…
規制⇒仕様変更⇒規制⇒仕様変更⇒…
といった具合にパチンコは大きく変わってきました。
言うまでもなく、それに対応できなくなったパチプロは次々に廃業していきました。
パチプロって言葉だけ聞くと「プロ」という響きから「なんかカッコいい」と思う人もいるでしょう。
あるいはドラマティックなパチプロの世界が描かれたパチンコ漫画を読んで「パチプロって自由人だよな~」と思う人もいるでしょう。
でも、実際はそんな華やかな世界ではありません。
今回はそんな「稼げなくなったパチプロの末路」について語りたいと思います。
■目次■
稼げなくなったパチプロの末路
私の周りではパチプロだった人は大きく分けて3つの道を歩みました。
2.株式やFXの世界に移住
3.いまだにパチプロをやっている
1.普通のサラリーマンとして働いている
まず一番多いのが「普通のサラリーマン」になったパチプロです。
おそらくこの記事を読んでいる人の中には、パチプロで食えなくなった人は自己破産したり世捨て人になると思われている方もいるかもしれません。
中にはそんなパチプロもいるのかもしれませんが、私の周りのパチプロだった人間は普通に働き始めています。
私を含めた学生パチプロだった人間は普通に就職してサラリーマンをしています。
一部の人間はパチンコ依存症から抜け出せずに、今ではパチプロではなく養分としてパチンコ屋にお金を巻き上げられています。
フリーターだったパチプロも、普通にパチンコ好きのフリーターになっただけです。
2.株式やFXの世界に移住
パチプロの世界から株やFX、仮想通貨の世界に足を踏み入れた人もいました。
そういった人は徐々にパチンコ屋へやってくる頻度も減っていき、あるときからパタリといなくなっていきました。
パチンコ屋へは来なくなったので、その後はどうなったのかはわかりません。
まあ…
おそらくは負けているでしょうね。
酷な言いかたをするようで悪いですが、私を含めた「なんちゃってパチプロ」は単なる凡人です。
凡人が時代の流れに乗ってたまたまパチンコで勝てていただけです。
才能ではありません。
そんな凡人が「パチンコで食えなくなったから」といった理由だけでのし上がれるほど投資の世界は甘くありません。
3.いまだにパチプロをやっている
パチンコは変化したといっても、いまだにパチプロとして生計を立てている人は少ないながらもいます。
行きつけのパチンコ屋をふとのぞいてみると、1人か2人はいまだに生き残っています。
私を含めた数十人は姿を消したのにも関わらず、しぶとく生き残っています。
しかし全員が…
「今のパチンコは本当に渋くなった」と言っています。
生き残っているパチプロの中には高齢な人も多いので、今さら普通のサラリーマンとして働くことはできないでしょう。
生き残っているというよりは、生き残らなければいけないのです。
現実はパチンコ漫画のように甘くない
パチンコ漫画って何かとパチプロが華やかに描かれています。
ドラマティックな展開が起こったり、他の人間との人間模様もおもしろおかしく描かれています。
でも、現実のパチプロの世界はドロドロです。
だってパチプロのやっていることって、本質的にはお店の還元する利益の奪い合いなんですから。
勝てていた時代は良かったですよ。
皆で仲良く手をつないで勝つことができました。
それが還元される利益がどんどんと減っていくと、利益の奪い合いが激化していきます。。
仲間内の雰囲気も悪くなりますし、妬みや負の感情も生まれます。
私たちは個人としてのパチプロでしたが、パチプロ集団なんて人たちは人間関係に亀裂が入ったことでしょう。
ぜったいに専業のパチプロにはなるな
さすがに今の時代だといないとは思いますが、専業のパチプロにはなるものではありません。
これはパチンコに限らず言えることですが、サラリーマン以外の専業職を選ぶということは相応の覚悟が必要です。
なんてよくいわれますが、かといって専業のパチプロなんて馬鹿げています。
今後50年間は安定して収支をあげられる確実な方法があるのなら話は別ですが、そんなものはありません。
専業のパチプロをやるくらいなら、まだユーチューバーやプロブロガーを目指している方が将来の可能性はあります。
まとめ
この記事を書いていて思ったのですが、ちょっとパチプロの末路にしてはインパクトに欠ける内容でしたね。
でも、それこそが事実なのです。
パチプロの中には、廃業して破産した人や犯罪に手を染めた人もきっといるでしょう。
しかしそういった人は、パチンコ屋から姿を消してしまうので詳しい実情がわかりません。
パチプロが姿を消すときってフラッといなくなります。
そして周りも「あの人最近見なくなったね~」で終わりです。
そんなものです。
ヤバイ末路になった人の情報がわざわざ通っていたパチンコ屋に流れてくることはありません。
いなくなったパチプロは多く見てきましたが、仲間内以外のパチプロの末路なんて知りません。
きっと中にはヤバイ末路のパチプロもいたと思いますよ。
幸い、私の周りのパチプロはヤバイ末路にはなっていなかっただけでしょう。