範囲指定:MIN(数値1:数値2)
(記載例1)=MIN(C1,C2,C3) (記載例2)=MIN(C1:C3)

今回はMAX関数、MIN関数ついて勉強していきましょう
MAX関数、MIN関数ってなに?
MAX関数、MIN関数とは数値の最大値、最小値を算出する関数です。関数の名前は英語のMAX(=最大)、MIN(=最小)からきています。
実際に使ってみましょう
では実際にMAX関数、MIN関数を使ってみましょう。

上記のシートを見てください。
C5~14には8月の気温が入っていますが、この気温の最高値をF3、最小値をF4に関数を使って算出していきます。

まずは関数の算出値を入力したいセルを選択します。はじめは最大値から算出しようと思いますのでF3を選択します。
次に関数の挿入ボタン[fx]を押します。
[関数の挿入]画面が出ましたら[関数の分類]から「統計]を選択し、関数名の中から[MAX]を選択します。

[関数の引数]画面が出ましたら対象となるセルを範囲選択します。
このとき、範囲の選択は一度に選択しても良いですし次のように[Ctrl]を使ったり数値2に分けて指定しても良いです。いずれも結果は同じです。
☆[Ctrl]ボタンを使って1つ1つ選択した場合☆

☆数値1、数値2に範囲を分けて選択した場合☆


範囲の選択が完了すると[OK]を押しましょう。これで最大値が選択したセルに返されます。

MIN関数に関してもやることは同じです。

同じように[関数の挿入]から[統計]⇒[MIN]と選択しましょう。
[関数の引数]画面でもMAX関数と同じように算出したいセルの範囲を指定しましょう。

これで最大値、最小値が算出されたと思います。
もっと簡単に計算する方法もある
先ほどは関数の挿入により算出する方法をご紹介しましたが、もっと簡単に算出する方法もあります。
まずは算出したいセルを選択します。


Excel画面の右下にある箇所に注目してください。(上図の赤矢印参照)

この部分にマウスのカーソルを合わせて右クリックを押します。

するとココに表示できる項目の一覧が出てきますので、[最小値]「最大値」を選択します。

これで右下の範囲に[最大値]「最小値」が表示されるようになります。
この方法はセルに結果を返すわけではありませんので、対象セルの選択を解除すれば結果も消えてしまいます。
それゆえ、ずっと結果を参照したいときには都合が悪いですが、ちょっとMAX値やMIN値を知りたいときには便利です。
関数を使うかこちらの方法を使うかは状況に応じて使い分けましょう。
まとめ

しっかりと理解して資料作成に活かしましょう
MAX、MIN関数の入力方法と2つの算出方法
- 関数の挿入ボタンからの算出
- シート右下の簡易計算から算出
範囲指定:MAX(数値1:数値2)
(記載例1)=MAX(C1,C2,C3) (記載例2)=MAX(C1:C3)