エクセルのMAX・MIN関数を超わかりやすく解説【絶対に理解できます】

MAX関数MIN関数
MAX関数 早見表
単体指定:MAX(数値1,数値2,…,数値255)

範囲指定:MAX(数値1:数値2)

(記載例1)=MAX(C1,C2,C3) (記載例2)=MAX(C1:C3)

MIN関数 早見表
単体指定:MIN(数値1,数値2,…,数値255)

範囲指定:MIN(数値1:数値2)

(記載例1)=MIN(C1,C2,C3) (記載例2)=MIN(C1:C3)

こんにちは けいこぶ です

今回はMAX関数、MIN関数ついて勉強していきましょう

MAX関数、MIN関数ってなに?

MAX関数、MIN関数とは数値の最大値、最小値を算出する関数です。関数の名前は英語のMAX(=最大)、MIN(=最小)からきています。

実際に使ってみましょう

では実際にMAX関数、MIN関数を使ってみましょう。

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

上記のシートを見てください。

C5~14には8月の気温が入っていますが、この気温の最高値をF3、最小値をF4に関数を使って算出していきます。

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

まずは関数の算出値を入力したいセルを選択します。はじめは最大値から算出しようと思いますのでF3を選択します。

次に関数の挿入ボタン[fx]を押します。

[関数の挿入]画面が出ましたら[関数の分類]から「統計]を選択し、関数名の中から[MAX]を選択します。

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

[関数の引数]画面が出ましたら対象となるセルを範囲選択します。

このとき、範囲の選択は一度に選択しても良いですし次のように[Ctrl]を使ったり数値2に分けて指定しても良いです。いずれも結果は同じです。

☆[Ctrl]ボタンを使って1つ1つ選択した場合☆

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

☆数値1、数値2に範囲を分けて選択した場合☆

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説
範囲の選択は方法がいろいろありますが一番やりやすい方法で十分です

範囲の選択が完了すると[OK]を押しましょう。これで最大値が選択したセルに返されます。

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

MIN関数に関してもやることは同じです。

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

同じように[関数の挿入]から[統計]⇒[MIN]と選択しましょう。

[関数の引数]画面でもMAX関数と同じように算出したいセルの範囲を指定しましょう。

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

これで最大値、最小値が算出されたと思います。

もっと簡単に計算する方法もある

先ほどは関数の挿入により算出する方法をご紹介しましたが、もっと簡単に算出する方法もあります。

まずは算出したいセルを選択します。

この方法は対象のセルを選択した状態でないとできないので注意
MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

Excel画面の右下にある箇所に注目してください。(上図の赤矢印参照)

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

この部分にマウスのカーソルを合わせて右クリックを押します。

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

するとココに表示できる項目の一覧が出てきますので、[最小値]「最大値」を選択します。

MAX関数、MIN関数の使いかたを解説

これで右下の範囲に[最大値]「最小値」が表示されるようになります。

この方法はセルに結果を返すわけではありませんので、対象セルの選択を解除すれば結果も消えてしまいます。

それゆえ、ずっと結果を参照したいときには都合が悪いですが、ちょっとMAX値やMIN値を知りたいときには便利です。

関数を使うかこちらの方法を使うかは状況に応じて使い分けましょう。

まとめ

MAX関数、MIN関数はとてもよく使う関数です

しっかりと理解して資料作成に活かしましょう

今回勉強したこと

MAX、MIN関数の入力方法と2つの算出方法

  • 関数の挿入ボタンからの算出
  • シート右下の簡易計算から算出