こんにちは けいこぶ（@kei_cob） です。
以前、「Appleのなりすましメール」という記事でAppleを語る詐欺メールが届いた話をご紹介しました。
そして今回、なんと…
Amazonのなりすましメールが届きましたｗ
しかもご丁寧なことに、アカウント名や見た目が本物そっくりです。
メールの書き出しを読みますと…
「Amazon.co.jpにご登録のアカウント（名前、パスワード、その他個人情報）の確認」とあります。
思うんですけど…
アマゾンがわざわざアカウント情報の確認をしてくることなんてないと思うんですよね。
しかも「その他個人情報」って何だよ！？って話です。
しかしながら、アカウントのマークや色・アカウント名は本物ですので中には騙されてしまう人もいるかもしれません。
というわけで、注意喚起もかねて届きましたAmazonを語る偽メールをご紹介します。
なりすましメール（Amazon）の判別方法
Amazonを語るなりすましメールの判別方法を説明します。
はじめに、メールの一覧画面からは判別が困難です。
上の図は本物のAmazonからのメールになりますが、冒頭の偽メールとの区別はつきません。
アカウントのマークと名前をマネされてしまってはどうしようもありません。
そういった場合は、送られてきたメールアドレスに注意しましょう。
本物のAmazonメールの場合
↑こちらが本物のAmazonです。
私に送られてきたのは商品の発送連絡ですので「shipment-tracking@amazon.co.jp」となっています。
＠以降の文字が「amazon.co.jp」となっているのが重要です。
偽物のAmazonメールの場合
↑次にこちらがアマゾンの偽メールです。
「noreply025024@daidjoaizaamzoncojp.yokohama」
もはや意味不明な文字の羅列です。
「aamzoncojp」になんとかがんばって「amazon.co.jp」要素を盛り込もうとした努力は見られます。
そして最後は「yokohama」
とりあえず横浜を入れておけばそれっぽいということでしょうか。
まあ、「.yokohama」って何となくカッコいいですしね。
これが「.osaka」だったら何かうさんくさいですし。
あいかわらず日本語がおかしい文章
そしてメールの中身は、例のごとく日本語がお粗末な文章です。
Аmazon お客様
残念ながら、あなたのアカウント
Аmazon を更新できませんでした。
これは、カードが期限切れになったか。請求先住所が変更されたなど、さまざまな理由で発生する可能性があります。
「Amazon お客様」なんて失礼な文章はAmazonは送ってきません。
しっかりと個人のフルネームでメールを送ってきます。
他にもなぜか倒置的な表現だったり文章がおかしいところが見られると思います。
この時点で間違いなくおかしいので、メールの内容は完全に無視しても大丈夫です。
そもそも、Amazonの更新ってのが意味不明です。
プライムでしょうか？
Аmazon 情報を確認する必要・ェあります。
「必要・ェ」って何だよと思います。
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に遺憾ながら、アカウントをロックさせていただくことを警告いたします。
この手の「アカウントをロックします」的なメールを見るといつも思うことがあります。
私は別にロックされても問題がありません。
ロックされてから対処を考えます。
「アカウントをロック」というのは別にそんなに恐いことではありません。
例えばあなたがどこかの飲食店の会員カードを持っていたとして、「個人情報を更新しないと会員カードをロックします」と言われたとしても気にしないでしょ？
ロックされたところでさほど苦労はないですし、（仮に本当にロックされたとしても）手続きをすれば良いだけです。
Amazonにとって私たちはお客様です。
ユーザーの機会損失を失うような愚行をAmazonは行いません。
記載されている電話番号をネット検索する
パスワードを変更した覚えがない場合は、至急(03)-5757-5252までお電話ください
こういったメールが届いた場合は、電話番号をネットで検索しましょう。
まず間違いなく、詐欺業者の電話番号として検索ヒットされるでしょう。
ちなみに「電話帳ナビ」という電話番号情報サイトでは「0357575252」には次のような情報が載せられていました。
念のため検索してみたら、こちらに表示されていて、良かったです。
身に覚えがないと思う内容でしたが
アドレスがaccount-update@amazon.co.jpで大変困惑しました。2019年3月18日 09時22分 の方と全く同じ内容でした。
ありがとうございました。（出典：「電話帳ナビ（0357575252）のクチコミ」より）
怪しみながらも、アドレスもロゴも本物っぽいので、開いてみると、ログインする画面が出たので、ん？待てよと、アプリから普通に開けたので、どう言う事？？と思いながら、電話番号がある事も不自然なので、探るとこちらに。。
最近の手口は凄いですねぇ、、何も信じれないので、本物も無視しそう
（出典：「電話帳ナビ（0357575252）のクチコミ」より）
こちらで確認出来て良かったです。
私も同様のメールが届きました。
Amazonのメールでは、Amazonお客様ではなく
Amazonカスタマーという表現を使用していること
内容と表現が微妙におかしいので
検索してみました。Amazonからのメールを見慣れてると
違和感を感じますが、たまに見るくらいなら
誤って電話してしまうかもしれません。少しでも疑問に思ったら、まず検索して
確認が大切ですね。（出典：「電話帳ナビ（0357575252）のクチコミ」より）
朝寝ぼけてて、個人情報を送信してしまいました。急いでクレカ止めました。気をつけてください。
（出典：「電話帳ナビ（0357575252）のクチコミ」より）
他にも何十件もの苦情が寄せられていました。
ただ、なかには個人情報を送ってしまった人もいるみたいですので、やはりこういったメールには注意しましょう。
まとめ
今回、なぜこの記事を書こうかと思ったかといいますと、危うく寝ぼけていて手続きを進めそうになったからです。
私はAmazonを語る偽メールは初めてもらいました。
ですので、ガードが甘かったといいましょうか、メールアドレスや日本語がおかしくなかったらリンク先をクリックしていたかもしれません。
もちろん、普段はそんなことはしないのですが、疲れていたり寝ぼけている時は判断力が鈍るものです。
こういった迷惑メール、本当にどうにかしてほしいですよね。
法律には詳しくはありませんが、取り締まる方法もしくは罰則に不備があるからなくならないのでしょう。
去年送られてきた「Appleのなりすましメール」にしたって、何回も同じメールが届きます。
一番気がかりなのは…
「どこからメールアドレスが漏れているんだ」ってことです。
今回の件とは直接は関係ないですが、メールアドレスのパスワードはしっかりとしておきましょう。
メールアドレスは簡単に詐欺業者へ漏れてしまいます。
簡単なパスワードにしてしまっていると、乗っ取りなんてこともなくはありません。
とりあえず言えることは…
それにつきます。
以上、Amazonのなりすましメールの注意喚起および内容紹介でした。