会社内の価値観の違う上司や先輩は気にするな[アドラー心理学のすすめ]

罵声

こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。

最近の若いものは…(略

この言葉を使いだしたらオワリ。

いつだったか、そんなことを言われたことがあります。

サラリーマンでいうならば、若手社員をみながら…

最近の若いやつはダメだよな、俺たちの頃は…

と言い出したらオワリですね。

最近の若いものは…(略

古代エジプトの壁画にも同じような言葉が書かれていたのは有名なことですが、まさにその壁画の時代から変わっておりません。

人類ってマジで過去から学ばねえな~

と思うわけです。

ただ、私も以前より歳を取ってきたわけで、なにかと若者を批判したくなる衝動にかられることが増えてきました。

ヤバイと思いつつも、ついつい言いたくなるのです。

というわけで、中年サラリーマンの視点から「なぜ中年社員は若手社員を批判したがるのか」を考えてみたいと思います。

会社内の中年社員がマジうぜぇ」と思う人にとって何らかの参考になればと思います。


なぜ中年社員は若手を批判したくなるのか

なんで中年社員は若手を批判したくなるのか。

その理由を例をあげて考察したいと思います。

例えば最近の働き方改革による労働時間の削減で考えてみましょう。

定時で帰るのが許せない中年社員

私の周りでは、最近の若い社員はテキパキと仕事をこなしてサッと会社から去っていく人が多いように感じます

なんだかんだで優秀です。

ですが、中年社員の中にはそれを疎ましく思う人がいます。

俺たちの頃はもっと必至になってがんばった…

なにかと難癖をつけては若手社員の批判をはじめます。

そんな中年社員の頭の中はいたって単純です。

無意識レベルで「労働時間=実績」と考えているのです。

たしかに以前の日本社会ではそういった側面がありました。

とりあえず夜遅くまで会社に居残り、上司の帰宅まで一緒に何かをがんばっているのが美徳とされていたのです

今思うと非効率でバカみたいな思想ですが、いまだにその価値観から抜け出せない中年社員は多いものです。

中年社員にはなんだかんだで見返りがあった

若い社員が定時で帰るのが許せない。

かくいう私も、以前はそういった面もありました。

だって…

自分たちはプライベートを(ほぼ強制的に)犠牲にさせられて働いてきたのに、若手社員はアフター5を楽しめるなんて不公平じゃないですか

自分たちが長時間労働で苦労したのに、若手が同じ経験をしないのは耐えられません。

ただ、あるとき…

なぜ私たち中年社員はそんなにプライベートを犠牲にできたんだろう

と疑問に思いました。

いきついた答えはとてもシンプルでした。

見返りがあったからです。

終身雇用や昇進・昇給など何かしらの見返りがあったからこそ従順に従えたのです

逆をいえば、見返りがなければ今の若手社員と同じくサッと帰っていたかもしれません。

(私の世代は微妙に見返りも少なかったので踏んだり蹴ったりだったんですけどね)

 

今の世の中は終身雇用が崩壊し、会社は従業員を捨て駒のように使い倒します。

ニュースで企業が何千人もの社員をリストラした、なんてのも今ではなんらめずらしくはありません。

会社が社員を大切にしないのであれば、社員が会社を大切にすることもないですよね

そういった観点でみた場合、私は会社と一定の距離をおいて働いている若手社員のほうがまともなんじゃないかと思うようになってきたのです。

むしろ、会社は変わってしまっているのに滅私奉公している中年社員のほうが、滑稽というかバカみたいに思うようになりました。

けいこぶ
やめられない、後がないといった恐怖から鎖でつながれた奴隷のごとく会社に滅私奉公している中年社員も多いと思います。

若さに嫉妬している中年社員

あとは、若さに嫉妬している中年社員って意外に多いと思います。

歳を取ってくると「若い」というのはそれだけで魅力的にうつります。

魅力的にうつるからこそ、いつしかそれが嫉妬に変わるのです

それは若手社員への叱責という名の罵声であったり、指導という名の難癖となってあらわれてきます。

もちろん、中にはしっかりと教育・指導できる中年社員もおりますが、嫌がらせのようにネチネチと若手社員をいびる中年社員がいるのも事実です。

直接的ではなく会社内の立場を利用して間接的にいびる

教育とパワハラの境目を見極めて、立場の弱い若手社員をサンドバッグにする

まさに中年社員の脂ぎった肌のようにギトギトとした汚い所業です。



古い価値観の中年社員なんて気にしない方がいい

中年社員側の私がいうのもなんですが、古い価値観の人間なんて相手にする必要はないと思います。

なぜなら、相手にしても変わらないからです

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

そういえば、私が愛用している2013年の大ベストセラー「嫌われる勇気」にも同じようなことが書かれていました。

上司が鬼ような剣幕で部下を罵っているのは自分の立場を上だと知らしめたいため

他人は変えようがないので期待するだけ無駄

少し古い本ではありますが、「嫌われる勇気」は本当に本質をついているなと感じます。

中年社員の価値観をいちいち気にしたところで、中年社員と自分とは別人です。

いくら他人を気にしたところで他人は変わらないですし、それによって自分が疲れるのも無意味です。

本の中では「他人の人生を歩むことはするな」と書かれていますが、まさにその通りです。

自分の人生は自分が主役ですので、つまらない他人を自分の人生の主役にする必要なんてないのです。

………

やはり「嫌われる勇気」は良本ですね。ぜひとも一度は読んでみてもらいたいです。

(「嫌われる勇気」とは決して「他人に嫌われても気にするな」ではありません)

 

会社の中年社員がうざい人、イライラさせられる人には「嫌われる勇気」に書かれているアドラー心理学をおすすめします。

中年社員との直接的な解決にはいたらないかもしれませんが、気持ち的には楽になると思います。