こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
日本は2018年の12月26日、クジラの商業捕鯨を再開するために国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明しました。
それゆえ、約30年ぶりにクジラの商業捕鯨が再開されようとしています。
しかし、なぜかこの行動に海外から批判を受けています。
特に商業捕鯨に対して反対している国。
それは…
オーストラリア。
全員が全員でないと思いたいのですが…捕鯨に関してはオーストラリアはたまにスゴイ主張をしてきます。
一部の人間だけが捕鯨に反対しているのなら納得できるのですが、国の大臣クラスでも意味不明な表明をしてきます。
事実、今回の捕鯨団体脱退に対してオーストラリアのマリス・ペイン外相は「オーストラリアは極めて失望した」と言っています。
これも微妙な発言です。
カンガルーを大虐殺しているおまえらがそれを言うなと誰もが思うでしょう。
もうみんな知っています。
年間140万頭くらいのカンガルーを虐殺されている事実。
あるいは、2015年にはコアラを約700頭くらい殺処分した事実。
どれもこれもまぎれもない事実です。
これはいわば…
- 超デブの人間に高カロリー食をとがめられる
- 大量殺人犯(現役)に道徳観の教育を受ける
- パワハラ上司(現役)にコンプライアンス教育を受ける
みたいなもんですよね。
意味不明です。
あまりにも意味不明なので、てっきりメディアによってオーストラリアを嫌いになるように先導されているのかとすら思えてきます。
こういった問題はデリケートなのであまり記事にはしたくないと思いつつも、ちょっとあまりにも腹が立ったので捕鯨問題について書きたいと思います。
他国の食文化に口出しする愚かな行為
はじめに、私はそもそもなんでクジラを食べてはいけないのか理解できません。
なんでダメなのでしょうか?
日本の食文化としてクジラを食べているだけなのに、なんでそれに対して文句をいわれる筋合いがあるのでしょう。
哺乳類だからダメなのでしょうか?
では逆に、他の哺乳類を食べるのはなぜ大丈夫なのでしょう。
クジラはダメで牛や豚、カンガルーは大丈夫な理由が私にはサッパリわからんのです。
虐殺されるカンガルーからすれば「俺たちも守ってくれよ」ってな感じです。
他国に対して動物愛護を訴えつつ、自国ではいろいろな動物を虐待する。
外面が良いだけのDV夫(妻)みたいな行為だと私は思います。
食文化というのは国によって違います。
ですので…
私はオーストラリアの主張は単なる内政干渉だと思ってしまいます。
他国の食文化にとやかく口出しすることほど愚かなことはありません。
世界には豚を食べてはいけない宗教や牛を食べてはいけない宗教もあります。
しかし、国家として日本に「豚肉を食べてはいけない」「牛肉を食べてはいけない」なんていちゃもんをつけてくる国なんてありません。
(もしかしたら知らないところであるのかもしれませんが…)
皆、他国は他国と許容して住み分けているでしょう。
そういったお互いの文化を理解し合う気持ちがグローバルな感覚なのではと思います。
対してオーストラリアは…
我こそ正義なり!我らの価値観こそ世界の基準なり!
と言わんばかりの主張を大臣クラスの人間がしています。
まったくもって意味不明です。
家畜の命乞いに耳を貸したことがあるか
人間というのは傲慢な生き物です。
動物を食べるときにありがたい気持ちで食べようが粗末に食べようが、食べられる動物側からすれば「殺された事実」は同じです。
食べられる動物からすれば「頼むから殺さないで」と思っていることでしょう。
でも、そんなことはおかまいなしです。
今の世の中では人間は逆の立場にはならないですが、きっと逆の立場になったら同じことを思うはずですよ。
(出典:漫画「ハンターハンター21巻」より)
オーストラリアのカンガルーもきっと同じ気持ちです。
「お願いします命だけは…」と思っているでしょう。
でも、実際は虐殺され続けますよね。
加えて、自分たちを殺した相手が他の国に対して動物愛護!動物愛護!とわめいているのを知ったら「マジふざけんな」と思うでしょうね。
ダブルスタンダードって結局どこかで無理が出てきます。
オーストラリアの主張に気持ち悪さしか感じないのは、やはり根本的な主張に無理があるからだと思います。
オージービーフを食べたくなるなる
今回の商業捕鯨の反対は、オーストラリアにとってよくない影響を及ぼすでしょう。
実際、オーストラリアが商業捕鯨を反対したというニュースを聞いてからはオーストラリア産の肉が食べたくなくなりました。
だって…何か気持ち悪いんですよ。
動物愛護をやたらと主張しまくる国から輸出されてくるお肉というのが何かダメなんです。
オーストラリア産と聞くだけで「なんか動物愛護が…」といったイメージがついてしまいました。
もちろん、全員が全員でないと思いつつも、何かしっくりこないですね。