こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
ユーチューバーとしてYouTubeをはじめて6ヶ月、まだまだわからないことですがコツコツとがんばっています。
この半年間、いろいろな苦労を経験しました。
特に苦労したことは…
やはり動画を誰にも見られないことです。いろいろと聞いてはいましたが、自身で経験するとやはりつらいですね。
「視聴回数は多いけれどチャンネル登録数が上がらない」状態であったのなら、まだ納得はできます。それは動画やチャンネルの魅力が欠けているからだとわかるからです。
今の私はそれ以下です。そもそも誰にも見られることがありません。
そんな折、ふと気になる情報を入手しました。
それは…
「グーグル広告を使うと手っとり早く動画を宣伝して視聴してもらえるよ」といったことです。
グーグル広告?宣伝?
なんだそれ?の状態でしたが、実際にグーグル広告を実践してみると…
何かとすごかったです!良くも悪くも動画チャンネルに動きのある結果となりました。
ですので今回は、同じようなユーチューバーの人、そのなかでもグーグル広告に興味がある人にむけて私のグーグル広告実践結果をご報告したいと思います。
グーグル広告に興味がある人にとって何らかの有益な情報になれば幸いです。
■目次■
YouTubeでのグーグル広告とは?
今回はあくまでもグーグル広告の実践結果をお伝えするために、グーグル広告自体の詳細な説明は省略させていただきます。
グーグル広告とはひとことでいえば…
グーグルにお金を払うことで検索上位に自身のサイトやYouTube動画を表示させてもらうシステムのことです。
そしてグーグル広告には、YouTube動画を宣伝するための「動画広告」といった種類があります。
ユーチューバーはその「動画広告」を利用して自身の動画を宣伝することができるのです。
「インストリーム広告」と「ディスカバリー広告」
YouTubeで動画を宣伝する場合には、さらに「インストリーム広告」と「ディスカバリー広告」とを選択することができます。
動画のクオリティーや内容に自信があるのなら「インストリーム広告」でも良いと思いますが、私と同じような素人がはじめるには「ディスカバリー広告」の方が無難です。
実際、ディスカバリー広告でグーグル広告のシステムを理解し、単価調整や対象とするユーザー設定の最適化に慣れていくのが定石です。
初心者がいきなり「インストリーム広告」をうつのはメリットが少ないです。
YouTube動画での「ディスカバリー広告」の結果は?
それでは本題である私のYouTubeチャンネルでの「ディスカバリー広告」の成果をご報告します。
成果が一番わかりやすい画像がありますので貼りつけます。
なんと…低評価の嵐をいただくことができました。
高評価39!低評価47!
自分で言うのもなんですが、私のYouTubeチャンネルでは普段はそこまで低評価をもらうことはありません。
それが、グーグル広告を利用し始めた途端に低評価がバンバンとつくようになりました。
これに関しては、かなりの時間が経過してから理由に気づくことができました。
次に理由をご紹介しますので、皆さんは私と同じ過ちを繰り返さないでください。
広告の表示対象を全世界にしたのがマズかった
まずお伝えしたいこと。
それは、グーグル広告の表示対象を「全世界」にするのはリスキーということです。
私はグーグル広告の設定をする際に…
「どうせなら全世界を対象にした方が効果があるんじゃね?」
と安易な気持ちで表示対象を全世界にしました。
結果…
世界中から低評価をいただくことができました。ついでに痛烈な英語のコメントも多々いただきました。
主に次のような内容のコメントが多かったです。
いろいろと熱いコメントをいただきました。
コメントを読んでいて思ったのは、YouTubeの広告枠は企業だけじゃなく個人でも参加できるのを知らない人が多いということです。
正直、興味がないのなら動画をクリックしないでほしいのですが、わざわざクリックした挙句に暴言コメントだけ残していく人がかなりいました。
低評価を押してくれる人も多かったですね。
低評価を押したくなる気持ちもわかる
ただ、低評価を押したくなる人の気持ちもわからなくはないです。
私のYouTubeチャンネルは、「仮面をかぶった怪しい人がひたすら関西弁を教えているチャンネル」です。
正直、まったくもって万人受けするコンテンツではありません。むしろマイナーなジャンルです。
それゆえ、エンターテイメントを期待して動画を視聴したのに、実は単なる教育系動画だった…となると失望する気持ちもわかります。
暴言コメントや低評価を押したくなる気持ちもわからなくはありません。
これに関しては、私は視聴対象を絞る設定をするべきでした。
例えば、教育系のコンテンツ動画のみ表示するなど、何かしらの制限をかけるべきでした。
完全なる私の戦略ミスです。
「全世界」設定はこんな人におすすめ
私は動画広告を「全世界」設定にしてヒドイことになりましたが、逆をいえば人によっては効果が絶大だといえます。
例えば、言語を問わず受け入れられるジャンル、例えば世界的に有名な音楽の演奏動画や、一芸動画、スキル動画などがそれです。
そのような動画は、直感的に理解することができますので、世界に向けて動画広告を打つのは効果的だと考えられます。
私はジャンル違いなのでできませんが、もしも世界的に発信できる動画を扱っているユーチューバーさんがおられましたら、世界を相手に動画広告を打ってみてもよいでしょう。
いずれにせよ対象を絞ることは必要
また、「全世界」設定に限らず、動画広告は対象を絞って細かく設定することが必要だと思います。
私は「全世界」設定を解除してからも、いくつか日本国内に向けて動画広告を打ってみました。
結果、どうなったかといいますと…
今度は日本人からのひやかしやスパム、暴言コメントをいただくようになりました。
いわゆるYouTubeキッズと呼ばれる人たちでしょうか。とにかくいろいろなコメントをいただきました。
それに比べて、チャンネル登録はあまり増えず動画広告としての効果は微妙でした。
また、私は被害にはあっていませんが、なかには嫌がらせで動画広告をクリックしまくる人もいるそうです…。
それらをふまえ…
私はとにかく動画広告を打つ場合には細かな設定が必要だと痛感しました。
やみくもに動画広告を打ったところで意味がありません。余計な誹謗中傷や低評価が増えるだけです。
もし、この記事を読んでいる人のなかにグーグル広告に興味があるユーチューバーさんがおられましたら、広告設定は十分に練られるのが無難だと思います。
まとめ
今回、私のYouTubeチャンネルにおけるグーグル広告の実践結果をご紹介しました。
私はいろいろとやらかしましたが…
グーグル広告自体はすばらしい広告システムだと思います。
知名度のある人、勢いにのっている人などは不要かもしれませんが、私のような無名のユーチューバーが動画を宣伝するにはとても効果的な手段です。
もちろん、お金はかかります。
お金はかかりますが、設定次第ではどうにでもなります。
莫大な費用をかけることもできれば、1日50円などの低価格設定も可能です。
私のおすすめは、まずは超低価格設定で雰囲気に慣れることです。実際にやってみるといろいろと見えてくることがありおもしろいですよ。
私と同じような素人ユーチューバーさんがおられましたら、動画広告を検討してみるのも手だと思います。
ただ…
ユーチューバーって何かと先行投資がかかりますね。
カメラから機材、ソフト、そして場合により動画広告など。
私はまだまだ収益化基準に満たない新規チャンネルですので、赤字が続いています(笑)
誰かの役に立っているのは楽しいと思う反面、月々のソフト代などなどが痛いです。
実際、ブログの収益などなどをあてて補填をしていますが、いつかはYouTubeの収益で運営費くらいはまかないたいものです。
同じような境遇のユーチューバーさんがおられましたら、お互いにがんばりましょう。