こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
ここ最近、夏休みが始まった影響でしょうか、通勤電車に私服の若者が増えてきました。
おそらく遊びに行くのでしょう。ハツラツとした表情と笑顔がまぶしいです。
反面、死んだ魚のような目をしたサラリーマンとのコントラストがシュールです。
まあ…
私もその中にまぎれている1人ではありますが。
夏休み。
なつかしい響きです。
私も学生の頃によく言われました。
当時は「おせっかいだな(笑)ほっとけよ!」と思っていましたが、いつしか私も若者に対して…
「夏休みなんてのを楽しめるのは今だけだよ!」
と言う側になっていました。
皮肉なものですね。
1ヵ月の休みがあるのはマジで学生のうちだけ
学生さんは薄々気づいていると思いますが、学校を卒業してサラリーマンになりますと1ヵ月以上の休みなんてものは存在しません。
もちろん、一部の業種や仕事だと不可能ではないかもしれませんが、それでもほぼすべてのサラリーマンには不可能です。
(出典:エクスペディア「【世界19ヶ国 有給休暇・国際比較調査2018】 日本の有休取得率、有休取得日数、ともに世界最下位 「有給休暇の取得に罪悪感がある」と考える日本人は世界最多! 「上司が有給休暇の取得に協力的」と考える日本人は世界最少!」より)
世界の国々で見た場合、日本は飛び抜けて自由がない国です。
私もこのようなネガティブなデータは学生時代から目にすることがありました。
そして実際にサラリーマンを長らく続けていると…
やっぱり日本のサラリーマンって全然自由がないじゃないかと思うわけです。
「適度に飼殺されており長期的なリフレッシュをする機会がない」ようなイメージです。
長期休暇は存分に楽しもう
私が学生時代にオッサン共から言われたことを、あらためて今の若い人たちに向けて発信します。
学生時代の長期休暇は存分に楽しみましょう。マジで。
1ヵ月以上も自由に使える時間なんてものは人生の中で今しかありません。
遊びに行くのもよし、勉強するのもよし、旅をするのもよし。
すべてが自由です。
お金がないのでアルバイトに明け暮れる。
それもそれで良い思い出でしょう。
今しか味わえない青春を存分に楽しむべきだと思います。
私が大学で飛び級を断った話
私は大学3年生の頃に大学4年生を飛び級して海外の大学院に行かないか?と誘われたことがあります。
当時、そんなことをまったく考えていなかった私は非常に悩みました。
飛び級して大学院に行き、死に物狂いで周りの研究者にくらいついていくのが良いのか。
それとも周りと同じように大学4年生に進級して普通に就職するのが良いのか。
とても悩みに悩み抜いた時期がありました。
父親の助言が身にしみた
大学を飛び級するか悩んでいた折、私は父親がくれた助言に心を動かされました。
日本の大学生というものは世界的にみても日本でみても暇な時間でしかない。だが、そのような自由な時間は今しかない。モラトリアム期間を楽しむ「階段の踊り場」のような時間を楽しむのも人生の一興じゃないか。
遊び期間だと意識して遊びつくす。
当時の私にはその考えかたが衝撃的でした。
日本の大学生は(学部にもよりますが)遊びほうけるにはもってこいの時間です。
しかし、その先に待っているのは窮屈なサラリーマン生活です。
そんな窮屈な生活を見越して自由のモラトリアム期間を堪能する、それも人生の幅を広げるきっかけになるということです。
私はそんな父親の意見に心を動かされ、海外の大学への飛び級を辞めて大学4年生へと進学しました。
まあその後…
就職先で失敗して地獄を見たりもしましたが、それをふまえても当時の選択に後悔はありません。
もし、大学生活に意味が見いだせないと悩んでいる人がいましたら、そんな悩みを楽しむ期間と開き直って大学生活を堪能しましょう。
サラリーマンもまあ慣れれば楽しいよ
日本は大学生が自由すぎると言いつつも、サラリーマン生活もそれはそれで捨てたものではありません。
自由な時間は少ないですが、昔のようにバカみたいな残業を強いてくる企業も少なくなってきましたし、転職活動だって盛んです。
副業にしてもブログ・ユーチューバー・株・FXなど多種多様な選択肢があります。
サラリーマン生活が牢獄なようであるか否かは、案外個人の考えかた次第なのかもしれません。
ちなみに私は、サラリーマンをしながらブログやユーチューバー、FX、資産運用など様々なことに挑戦していて、毎日がとても刺激的です。
サラリーマンであってもまだまだワンチャンある。
それを自分自身で証明していきたいですね。