特化型ブログは業者に駆逐される未来しか見えない

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こんにちは けいこぶ です。

キュレーションサイトってご存知ですか?

2016年あたりからネット上で問題視されてきたブログの形態です。要は他のブログからの情報をまとめたコンテンツのことで、オリジナルのコンテンツがほとんどなく他からの情報をパクりまくったブログのことです。

このキュレーションサイトの問題に対して、有名なキュレーションサイトが避難されて閉鎖に追い込まれるなど、キュレーションサイトは減少してきたように思えます。

しかし私は、実情はまったくそうとは思っておりません。

むしろ…

業者による個人ブログの駆逐が始まっていると思っています!

うまみのある特化型ブログは業者にパクられる

 

業者による個人ブログの駆逐とは、その名のとおり業者によってうまみのあるブログは内容をパクられてしまうということです。

パクリって転載にあたってアウトなんじゃないの?

と思われる方もいるかもしれませんが、本当にそうでしょうか?

たしかに記事の内容をそのまま載せてしまうのは転載にあたります。しかしながら、大意をオリジナルに書き直した内容であるならば、それは転載にはあたりません。パクリたい放題です。

それの何が悪いの?

と言われましたら問題は1つです。

個人ブログの参入する余地がまったくなくなり、ネット上の検索上位が業者によって占められてしまいます。結果、個人ブログが徐々に減っていき、そのジャンルの個人ブログ文化が衰退していきます。

あとに残るのは業者同士による熾烈な争いだけです。そうなると個人が再び参入できる余地などありません。

 

2chまとめサイトに見る業者介入の歴史

ネットにおける業者の介入が特に顕著だったのは2chのまとめサイト界隈です。

業者がまとめサイトに参入してくるまでは、個人ブログが2chのまとめを細々と行いアンダーグラウンドなマイナー文化を築いていましたが、いつしか業者が参入してくるようになり、今ではほとんどすべての2chまとめサイトが業者により運営されています。

まさにあれこそ業者による個人ブログ駆逐の最たる例でしょう。

 

でもそれって何か一般ユーザーにとってデメリットはあるの?

と聞かれましたら…

一般ユーザーにデメリットはありません!

個人が運用しようが業者が運用しようが一般ユーザーには関係ありません。個人にとっては情報が有益か否かが最重要です。

それゆえ、個人ブロガーが業者に駆逐されたといくら喚いたところで、そんなものは誰も聞きたくないでしょうし興味も湧きません。

ここに恐さがあります。

一般のネットユーザーには関係ないがゆえに、業者に駆逐されようが個人ブロガーは何もできないのです。

今、安定して集客できている分野も、いつ業者が介入してきてレッドオーシャン化するかわかりません。個人ブロガーからすれば本当に恐いことです。

 

業者に狙われやすいのは特化型ブログ

業者に狙われやすいのはジャンルに特化したブログだと思っています。特化型ブログは内容に一貫性があり、集客性もあるので標的にされやすいでしょう。

特化型ブログは雑記型ブログに比べてユーザーの回遊率が高くて集客しやすいと言われていますが、裏を返せば情報がまとまっているのでパクリやすいとも言えます。

 

自分のブログに自信があるからパクられても大丈夫だよ^^

本当にそうでしょうか?

仮にブログの内容がそれなりに良かったとしても、業者が同じくらいのブログを2~3合わせて1つのブログを作ってきたら、さすがに太刀打ちできません。なんだかんだでブログの世界は物量勝負です。

業者の作業量に個人が勝てるわけありません。

右クリック無効で対応する?

あんなものは所詮Javascriptによるものですのでまったく無意味です。パクろうと思えばコンビニに行くよりも少ない手間で解除されるでしょう。

 

パクられにくいのはオピニオン系の記事もしくはオピニオンが入った記事

 

業者にパクられにくい記事の特徴。

それはオピニオン系の記事です。

オピニオン系とは、いわゆる自分の意見を述べているコラム記事のことです。自分の思っていることを徒然と書き綴っているオピニオン系の記事は個人のオリジナリティーが強すぎるがゆえに業者は敬遠します。

パクったところで所詮はどこの馬の骨ともわからない個人の意見ですからね。

ブログ全体の一貫性を考えた場合に業者にメリットはないでしょう。

 

そんな個人ブログのオピニオン記事すらまとめてパクられるような風潮になれば、いよいよ個人ブログの終焉です。

そこまでするような切羽詰まった業者がいるとは思えませんが、将来はどうなるかわかりません。2chまとめサイトから撤退した業者が、各カテゴリーの個人ブログをターゲットにすることもないとは言い切られません。

 

あとは各記事の所々にオピニオンが入った記事も良いと思っています。オピニオンが少しでも混ざっているだけで、かなり個性的になりますしね。個性的な記事ほどパクられにくいと思います。

 

パクられても折れない心が必要

 

私の結論です。

いくら対策しようが、個人ブログが業者に目をつけられたらオワリです。

業者に目をつけられる時点でそれなりのブログだとは思いますので、そうなったとしても次の一手を考えられるようになりたいです。

 

私はまだまだそんなレベルには到達していませんので、まずはそこまでブログを成長させるのが先決です。

なんで弱小ブログなのにパクリが云々と思ったかといえば…

ふと有名ブログになった妄想をしていた際に思ったんですよ^^;

有名ブログって、ある日突然に有名になるわけではなく、徐々にブログが育っていって有名になるじゃないですか。

そんな地道に成長させていく過程で、ある種の自信・おごりが出てくると思うのです。

そうなると、こうなったらどうしようといったリスクをあまり考えないようになるかもしれません。

 

おそらく私だと…

ここまで育ててきたんやから大丈夫やろ^^

と何も考えずにブログを更新し続けると思います。

そしてある日、ライバルが増えてきたことに気づくも時すでに遅しとなって埋もれるでしょう。

仮にライバルの増加に気づいたとしても、大がかりなブログ方針の変更まで手を出せるかと言われれば疑問です。

徐々に検索順位が下がってきてモチベーションが低下するだけかもしれません。

 

弱小ブログであっても将来的な運営リスクをしっかりと事前に考えておく。これは結構大事なんじゃないかと思います。