こんにちは けいこぶ(@kei_cob) です。
いきなりですが言わせてください。
サラリーマンってつまらない職業ですよね。
あんな職業は人生を無駄に浪費している奴隷でしかありません。
皆さんそう思いませんか?
でもこんなことをいうと…
決まってサラリーマンの仕事観を熱く語ってくる熱い人がいるじゃないですか。
サラリーマンは恵まれているだとか、サラリーマンこそ安定であるとか…
もうあれが気持ち悪くって仕方がないんです。
あ、一応ことわっておきますと…
私は今も昔もサラリーマンです。
別に仕事を辞めてフリーランスや独立をしている人間ではありません。
しかも、社会人になったばかりの学生でもありません。
もう長いことサラリーマンをやっているプロサラリーマン、プロ社畜です。
まあ…社畜ってほどマインドをやられてはいないと思うんですが、それでもずっとサラリーマンとして身を捧げていますので社畜でしょう。
そんなサラリーマンを長くやってきている私でも、やっぱりサラリーマンとしての働き方はおかしいと思うんです。
・8時間労働はヤバイのでこう考えて働こうとの提言
■目次■
1日8時間の労働ってのがそもそもヤバい
まずね、1日8時間労働ってのがそもそもヤバイんです。
1日は24時間あって、そのうち睡眠時間が8時間、通勤時間が往復で2時間だとしたら…
残りは14時間です。
平等に半分で割っても7時間です。
それをデフォルトで8時間も固定で労働させられるんですよ。
ヤバくないですか。
でもこんなことをいうと、経営者側ではなくてなぜか労働者側から叩かれる日本です。
・残業3時間でも大丈夫
・睡眠時間8時間なんて甘え
そういった謎の勢力により叩かれます。
もうね、この国は何らかのヤバイ思想に洗脳されているサラリーマンであふれかえっていると思うんですよ。
経営者に言われるならまだ納得できます。
だってあの人たちは労働者を働かせてナンボですから。
同じ労働者からってのは意味不明なんです。
普通は「やっぱりそうだよな~」と同感するんじゃないですか?
私がおかしいのでしょうか。
残業をするともはや人の生活ではない
ちなみに私は結構ガチで働いたこともあるサラリーマンです。
俗にいう残業100時間なんてのも経験してますし、休日出勤や徹夜も経験済みです。
決して、経験していないことをしゃべっているわけではありません。
そのうえで聞いてみたいのですが、1日8時間でもヤバイのに残業までさせられるって頭おかしくないですか?
残業ってあたりまえのようにさせられますよね。
1日2~3時間だったりそれ以上だったり。
普通に考えるとヤバイですよね。
1日3時間以上残業すると、もはや帰宅したら寝るだけです。
あるいは睡眠時間を削って健康を害しながら余暇をつくるかです。
と真剣に思うのですがどうでしょう。
誰もあたりまえのこと、あるいはどうしようもないことと思っているのか、気にしていない人が多いように思えます。
ニーチェの提唱した奴隷の定義
私はサラリーマンは奴隷だと思います。
こう思っているのは私だけではありません、ニーチェさんもそう言っています。
唐突に出てきたニーチェさんですが、あの有名なドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェのことです。
あのニーチェさんは言いました。
ニーチェさんによれば、1日の2/3、すなわち16時間を自己のために持っていない人は奴隷だそうです。
1日のうち仮に8時間を労働だとすれば一見ギリギリのようにも見えますが通勤時間でアウトです。
あと、あたりまえのように残業があるのでアウトです。
ちなみにこの定義、休日があるから1年を通したら2/3は確保できるとかそういった意味合いはありません。
だってそれがありなら、赤ん坊から20歳くらいまで、あるいは定年後などで相当な自由時間を確保できるでしょ。
あくまでも今日1日のことです。
そう考えると、サラリーマンは間違いなく奴隷なんですよね。
そもそも8時間労働はいつから始まったのか
そもそも、そんな頭がおかしい8時間労働はいつから始まったのか?
それを説明するには、はるか昔の18世紀半ばから19世紀のイギリス産業革命までさかのぼります。
かた苦しい説明は抜きにして要点だと話しますと…
実は元々は8時間労働ではなくて16~18時間労働がデフォルトだったんです。
そんな状況のなか労働者が立ち上がっていろいろとがんばった結果、今の8時間労働が生まれたのです。
なんかね、この背景を知ると…
人間って本質的に他人を奴隷にしたいんじゃないかと思います。
働きすぎると感覚がマシしてきて廃人になる
今はこの記事を書きながら「サラリーマンの8時間ってヤバくね」といっている私ですが、繁忙期になると頭がおかしくなります。
皆さん、経験がないですか?
マラソンのランナーズハイみたいに、残業に慣れすぎると残業が快感に変わってくるんです。
これは長時間残業をしたことがある人なら経験したことがあると思います。
マジで「残業モード」みたいな状態になります。
ガチで残業廃人になります。
高揚状態のあとにやってくる反動
おそらく、サラリーマンの奴隷根性を熱く語ってくる人は先のランナーズハイみたいな状態になっているんだと思います。
それなので、洗脳されているんじゃなくて苦痛を通り越して頭がおかしくなった人たちなんです。
ある意味かわいそうな存在ですよね。
ランナーズハイがそうであるように、脳内物質エンドルフィンによる作用が切れたら反動は一気にきます。
先の残業モードも同じで、繁忙期が過ぎたら反動が一気にきます。
中にはそのときの反動でうつ病や燃え尽き症候群になる人もいるでしょう。
やはり、無理をしたらどこかで身体にガタがくるということです。
労働者の自覚をもって働こう
ここまで引っ張っておいて「じゃあ8時間労働をなくすにはどうすればよいのか?」と聞かれたら、「サラリーマンをしている限りどうしようもないです」と答えます。
なんじゃそらと思われるかもしれませんが事実です。
だってこの資本主義のなか、企業が6時間労働や週休3日制を導入すると思いますか?
絶対にしないですよ。
それどころか、ただでさえワンオペ労働やサービス残業などケチくさい搾取をしてる現状です。
労働者にとって有利なことなんてまったく期待できません。
そんな人がほとんどだと思います。
有名な自由人たちは「なんで起業しないのかわからない」と煽ってきますが、私はああいった煽りは不快に感じます。
人間だれしも能力に差があるわけですよ。
全員が全員、そんな起業や独立をホイホイできるわけがありません。
ではどうするか?
労働者という自覚をもって働きましょう。
これ、結構大事だと思いますますよ。
労働者の自覚がない人って結構いると思います。
自覚がないっていうのは…
働き続けるのがあたりまえと思っていることです。
その感覚を持つだけで、過労死やうつ病をかなり避けられるんじゃないかなと思っています。
だって事実、人生を切り売りしているじゃないですか。
切り売りしている自覚があるだけで、自身が崩壊するほど切り売りするのって意味不明だと気づけます。
これは私がうつ病を経験して気づいたことです。
8時間労働にしても然り。
8時間働いてやりましょう。
8時間の人生を切り売りしてあげましょう。
ほら、「8時間労働がおかしい」とぼやけた感覚で愚痴を言うだけじゃなく「8時間の人生を切り売りするのがもったいない」って感覚になってきませんか?
そうなると少し成長したと思いますよ。
マインドリセットってやつです。
以上が、今回の記事で伝えたかった「8時間労働はそもそもヤバイ」と「8時間労働はヤバイからこう考えよう」になります。